ドラマ 三千円の使いかた 第6話 あらすじ&感想 離婚の危機!和彦の三千円の使いかたと、初めて見せた本音

三千円の使い方
この記事は約12分で読めます。

ドラマ 三千円の使いかた 第6話では、父・和彦の定年退職の日に、智子が離婚を決行?

御厨家での、亭主改造大作戦が始まります。

 

この記事では、『三千円の使い方 第6話』のあらすじネタバレと、感想を解説します。

 

【広告】

ドラマ 三千円の使い方を視聴するなら

U-NEXTがおすすめです

—★U-NEXTで最新話まで全話配信中★—

『三千円の使いかた』 原作は累計76万3千部突破の大ヒット小説

ドラマ『三千円の使いかた』の原作は、原田ひ香さんの同名小説です。

発行から約5年、累計発行部数は76万3千部を突破。

読めばお金が貯まる?と話題の、お金の使い方や向き合い方に関する4人の女性たちの物語です。

 

円安や物価上昇と、何かとお金について考えさせられる今こそ、改めて読みたいこの作品は、お金と共に家族の在り方についても丁寧に綴られています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

三千円の使いかた (単行本) [ 原田 ひ香 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2023/1/6時点)

 

 

三千円の使いかた 第6話 あらすじネタバレ

ドラマ 三千円の使いかた 第6話のあらすじを紹介します。

離婚のXデー 着々と進む智子の離婚計画

この人と一緒にいる未来に、幸せはない…。

智子は、友人の千さとが離婚を決意したと聞いた日から、和彦との未来を冷静に考えていました。

話しかけても、ろくに返事がなく、何かを相談してもすべて自分に任せきり。

 

今は、週のほとんど会社にいて、顔を合わせる機会がほとんどないですが

定年したら…?

 

毎日だまーって家にいるこの人と、ずっと一緒にいて、話しかけてもろくな返事がない人のために、ご飯を作って掃除をする日々を送るのでしょうか?

 

会社員には定年退職があっても、主婦には定年退職がないのです。

そんな日々を、一生送り続けろと…!?

 

そんなの、まるで奴隷みたい。

そう思った智子は、まもなく迎える和彦の定年退職の日を離婚のXデーとして、離婚にかかるお金を計算。

着々と計画を進めていたのです。

離婚を止めたい!周りの亭主改造サポートに、和彦は…?

離婚のXデーまで、あと数日と迫ったある日のことです。

ひょんなことから、美帆は智子の離婚計画を知ってしまいます。

この衝撃の事実には、真帆と琴子も驚き、なんとか離婚を阻止したい!と、和彦を改造しようと作戦を立てるのでした。

 

せめて「ありがとう」と「ごめんなさい」だけでも言えれば、智子の気持ちも変わるのでは…?

女たち3人は、ありとあらゆるアドバイスをしますが、和彦の行動はすべて裏目に出てしまいます。

智子が離婚を考えているという事実は、知らされていない和彦。

 

母と娘たちは、自分に変わった方が良いと言いたいのだろうとは、想像できるのですが、いまいち納得できない気持ちがあるのでした。

これが正しいと思って生きてきた…和彦の本音

和彦が、太陽と安生と一緒に、安生の家で食事をしたときのことです。

和彦は、自分の本音を太陽に打ち明けます。

 

父親は黙って一生懸命仕事をして、家族を守り、辛いことがあっても決して表には出さない。

和彦は、そういう生き方が正しいと思っていて、それを信じていたので、そのように生きてきたのです。

和彦は、自分は正しい生き方をしていると、59年間思い続けていたのでした。

 

でも、どうやら違うようだ…と気づいた今、もうどのように生き方を変えて、どのように自分自身が変わったらいいかが分かりません。

 

自分は、何もしてこなかった。

自分がしてきたのは、ただ家族のそばにいることだけだ。

もう自分は、父親失格なのかもしれない…

 

そう話しながら嘆く和彦に、太陽は激しく反論します。

家族のために弱音も吐かず、38年も勤め上げた和彦は立派だ…だから自信を持ってほしい。

 

そんなふたりに、安生は、自分からしたらふたりとも充分すごい人だ、と話します。

和彦も太陽も、家族のため、自分以外の誰かのために生きていて、悩んでいて…

それは、胸を張るべきことなのではないか。

 

それを聞いた太陽は、和彦に、定年退職パーティーの日にサプライズを仕掛けたらどうかと提案するのでした。

初めてぶつけた和彦の想いと、3千円の使いかた

定年退職パーティーの当日、智子は離婚のことをみんなに切り出そうとします。

しかし、和彦は「自分の話を先に聞いてくれ」と、手紙を読み始めるのでした。

 

美帆と真帆が産まれたとき、本当にうれしかったこと…たくさん喋る姉妹なので、聞き上手な父親になりたいと思ったこと。

でもそれがいつしか、聞くだけの人になってしまったこと。

そうして、女性たちの会話にどう加わっていいか分からなくなってしまっていたという事実。

それは、すべて自分の責任であり、申し訳なく思っていること。

 

さらに、だからと言って智子にすべてを任せきりにしてしまったのは、本当に申し訳なく思っていて…

智子には、いつも感謝していたのに、伝えることができなくて、それについても心から申し訳なく思っているということ…。

 

和彦の読む手紙には。精一杯の本音や想いが溢れていました。

 

そして、智子に”感謝のしるし”として、あるものを差し出すのですが…

智子はそれを見ようともせず、「離婚する」と言い、部屋に閉じこもってしまうのです。

 

初めて、離婚まで考えられていたことを知った和彦は、大慌てです。

そして、家族も見守る中、必死で智子を説得します。

 

和彦は泣きじゃくりながら、懸命に謝り、自分がどうしていきたいのか、想っていることを伝え続けました。

ここで、和彦の三千円の使いかたが明らかになります。

和彦は、結婚して以来ずっと、お小遣いから3千円を貯金してきたのです。

それは、定年してから、智子のために使うと決めたお金でした。

 

和彦はそのお金で、新婚旅行で行ったハワイ行きの航空券を購入しており、先ほど渡そうとした”感謝のしるし”はそれだったのです。

智子との未来を、ずっと考えて生きてきた。

これからも、智子と生きていきたい…。

 

そう言って、夫婦をやり直してくれと懇願する和彦に、智子は心が動き始めます。

最初は、気持ちに揺らぎがなかった智子ですが、大切なことを見逃していたと気づきました。

確かに、もうずっと、ろくに会話ができなくて、不満ばかりの日々だけど…

 

でも、結婚してから今まですべてを思い返したら?

 

口下手ながらにも、プロポーズしてくれた日…ふたりで新婚旅行に行ったこと、不器用ながらに娘たちをあやし、たくさんの写真を嬉しそうに撮っていた和彦の姿…

家族4人、手をつないで歩いた夕暮れの道…

 

今までの夫婦生活は、それを数えてさえいれば、笑顔だって幸せな瞬間だって、確かにあったのではないか。

和彦は本当に、何もしてくれなかった父親なのだろうか。

 

自分はそれに目を向けようとしていなかったのだ…

確かに口下手だけど、和彦は父親として不平のひとつも言わずに、懸命に働いて頑張ってくれていたのです。

 

智子は、色々と思うところはあるけれど、それでも、これからは笑顔だって数えていきたい。

そう心に決めて、和彦ともう一度夫婦関係をやり直すことを決めたのでした。

琴子は安生と新ビジネス?と、美帆は結婚!?

こうして、仲良くハワイ旅行にでかけた智子と和彦ですが…

琴子と美帆には、新展開が訪れます。

 

琴子は、安生とお総菜屋さんのデリバリー事業を開始!?

そして、美帆は…なんと、翔平にプロポーズをされたのです!!

三千円の使いかた 第6話 感想

三千円の使いかた 第6話の感想です。

和彦が、ちょっと好きになった

これまでは、なにもしゃべらないし、家事をやってもらって当たり前という態度の和彦に、イライラ(笑)

私も、こんな夫婦関係になったら絶対ヤダ!なんて思っていたのですが…

今回、初めて和彦の内面にスポットが当たり、本当はなにを考えているか?が明らかになっていくにつれて

 

あ、嫌いじゃないかも。と思うように。

料理を頑張る姿や、太陽と安生と食事をしている時の、家とは違う男としての先輩みたいな顔…

会社ではもっと話してるんだろう、と想像してみたり。

 

まあでも、あのお米の置き方はイラっとしますがね(笑)

受け取ってくれっていうのは、受け取った後に片付けておいてねっていう意味なんですけどね(笑)

言葉通りにとらないでほしいよね(笑)

 

あと、どら焼きね。

お腹空いたなら、他のもの食べればいいじゃん(笑)

せめて、2個目に手を付けるのはやめておこうよ(笑)

 

まあ、男の人ってこういうところあるんですよね~。

これが正しいと思って生きてきた…っていうのは難しいよね。

それで、なるほどなぁって思ったのが、和彦が口下手になった理由として「男たるもの 黙って働いて 家族を養うものである」というのが、正しい生き方だと思っていたということ。

和彦にとっては、正しく生きる努力をして、それって懸命に、家族のためにしてきたことだったんですよね。

 

それがいつしか、家の中が女だらけってこともあり、会話の仕方も分からなくなって…

なんだか居心地が悪いと思いつつ、そして智子の気持ちを察しつつも、今更どう変化していいのかが分からない。

これが正しいはずなんだけどな…ってなった。

 

だとしたら、難しいことだなぁと思いました。

和彦にとっては、大切な家族のためだと信じてやってきたことであり、決して誰かを悲しませたいわけではなかったのです。

ただただ、家族を幸せにしたかった…。

 

それが、智子にとっては的外れだったわけで、まさか離婚まで考えられるなんて!?

言葉にしないだけで、コツコツ三千円貯金もしてきたんですよね。

智子と一緒に、楽しい時間を過ごすことをずっと夢見て、黙って働いて来たんですよね。

 

けなげじゃないですか…!

そんな想いを秘めた和彦の結婚生活を想像すると、なんだかまた、記事を書きながら泣けてきます。

 

話さないかもしれない、でも、娘たちが生まれてきたときからずっと、可愛くて仕方なくて幸せで仕方なくて

彼女たちをあやしたり、そのずっと覚えておきたい大切な瞬間を、たくさん写真に収めたり

会社帰りに4人みんなで手を繋いで歩いたり…

 

そうしてずっと、妻と娘たちのそばにいて。

黙っていても、懸命に働いて、みんなを食べさせて大学に行かせて、いつでもそばにいて。

 

それって和彦なりの、精一杯の愛情表現だったわけですよ。

それを否定されて、離婚!って言われたらね…。

和彦は、比較的に良い旦那なのでは?

なので、第6話を観ての結論は、和彦はそこまでダメな夫ではないということが分かった。ですかね。

千さとの離婚理由は、不倫ですからね。

和彦は確かに、会話ができなくて何を考えているか分からなくて、一緒にいてつまらない旦那でしょう。

 

でも、不倫もせず、ギャンブルもせず、借金も作ってこず、不平不満を一切言わずにコツコツ働いて

家族全員を養ってきたのです。

智子は、その頑張りのおかげで専業主婦として、主婦という仕事に集中できた。

 

智子に暴言を吐いたことも、八つ当たりしたことも、暴力をふるったことも

一度もないのでしょう。

そして自分のお小遣いを、妻との未来のために長年貯金…!

 

それって…結構良い旦那なのでは(笑)?

 

まあ。冷静に考えれば、会話がないって理由だけで離婚する夫婦は少ないかもしれませんね。

相手が智子でなければ、こんな旦那さんがいい!って喜んでくれたかもしれない。

 

で、離婚してほしくない!って理由だけで、女たちが結束して和彦改造作戦(笑)

しかも、作戦内容が「ありがとう」と「ごめんね」を言わせる!って…(笑)

 

夫婦関係って、そんな単純なものじゃないですよ。

おままごとじゃないんだからって、ツッコミたくなりましたが(笑)

 

まあ、この作品って勝ち組一家の悩み…のようなものだと思っていて、そういう人たちにも悩みがあって、それを悩む権利があるんだという楽しみ方が醍醐味だと私は受け取っているので

 

ツッコミどころ満載ではあれど、智子と和彦には、これからもっと良き関係を築いて、ふたりに幸せになってほしいなと心から思います。

会話、想いを言葉にして形に出すことって、大切ですね。

 

ただ、和彦よりももっと悲惨な夫との関係に悩んでいる女性は、世の中にあふれるほどいるだろうというのが本音。

でもそれも自分で選んだ男…だとしたら、本当に人生って難しいですよね。

 

あと、離婚した後に自分が働くとして、パートしか選択肢がない智子と千さとに疑問(笑)

そりゃー歳を言い訳にするのかもしれないけど、主婦じゃなくなるんだから、もっとガッツリ働けばいいのでは(笑)?

琴子さんでも働いているのだから。それくらいの覚悟はないのかな?

 

幸せになりたいって、結局楽したいってことだとしたら、専業主婦って甘えてんな~って思われても仕方ないですよね。

うー-ん。主婦としては、そうは思われたくないな。

 

あれ?なんだか、和彦との方が、気が合うかもしれない気がしてきた(笑)

 

次回は、美帆が結婚…?(早くない(笑)?)

でも翔平の親、どうやらワケアリのようです。

楽しみですね♪

 

 

 

【広告】

*************************

『三千円の使い方』を

視聴するならU-NEXTがおすすめ

*************************

 

\登録はコチラから♪/

 

 

 

 

 

※配信情報は2023年1月現在のものです。

詳細は公式サイトでご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました