ドラマ 三千円の使いかた 第5話 あらすじ&感想 フリーター安生と人生の費用対効果

三千円の使い方
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ドラマ 三千円の使いかた 第5話では、ついにフリーター安生にピンチが?

ひとりで自由に生きるか、家族と生きるか…人生に費用対効果は必要?安生の出す答えとは。

 

この記事では、『三千円の使い方 第5話』のあらすじネタバレと、感想を解説します。

 

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『三千円の使いかた』 原作は累計76万3千部突破の大ヒット小説

ドラマ『三千円の使いかた』の原作は、原田ひ香さんの同名小説です。

発行から約5年、累計発行部数は76万3千部を突破。

読めばお金が貯まる?と話題の、お金の使い方や向き合い方に関する4人の女性たちの物語です。

 

円安や物価上昇と、何かとお金について考えさせられる今こそ、改めて読みたいこの作品は、お金と共に家族の在り方についても丁寧に綴られています。

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三千円の使いかた 第5話 あらすじネタバレ

ドラマ 三千円の使いかた 第5話のあらすじを紹介します。

なぜかモテるフリーター安生、若い女の子の誘いに…?

年収100万円、貯金ナシ、年金と国民保険料未納の安生は、もう40代目前です。

恋人のきなりはフリーライターで、それなりに稼ぎがあり、今後の人生を考えて『そろそろ子どもが欲しい』と考えていました。

自分が稼ぐので、安生は主婦でいてくれたらいい。だから一緒に暮らして子どもを持ちたい。

 

きなりは、そんな風に真剣に考えていたのですが…

自由気ままに生きていきたい安生にとっては、結婚や子どもを持つことって、どうしても現実的に考えられない未来なのでした。

悶々と悩んでいる安生に、日雇いバイトで出会った若い女の子が言い寄ってきます。

 

そうです、安生ってこんなに甲斐性がないのに、なぜかモテるんです…。

原因は、雰囲気イケメン?ダメダメなのに優しいところ?

 

この日、悩んでいた安生は、あろうことかこの若い女の子の誘いに乗ってしまったのでした…。

妊娠したから、結婚したい!?

後日、その若い女の子が突然安生の自宅に訪ねてきます。

どうして住所を知っているのかと尋ねると、「安生の子どもを妊娠したって言ったら、バイト先の人が教えてくれた」とのこと。

 

安生は最初、冗談だと笑いますが、どうやらその女の子は本気の様です。

妊娠したので、安生と結婚して、この家に一緒に住んで子育てがしたい。

彼女は、そう主張したのでした。

 

それをきなりに話すと、当然、涙を流しながら怒り、悲しみました。

自分だって安生と結婚したかったし、安生の子どもが欲しかったのに、どうして妊娠したのが自分じゃないのか…。

 

きなりはそのまま怒って帰ってしまいました。

若い女の子との共同生活…が!?

安生は仕方なく、若い女の子と一緒に暮らし始めます。

安生なりに、妊婦を気遣った生活をしてはいたのですが…寒い家に、育てた野菜という質素な食事。

安生の実生活は、若い女の子の想像とは、全くかけ離れたものでした。

 

すると、ものの数日でその女の子は、家を出ていきます。

そして、彼女は実は妊娠していなかったということが分かり、安生はホッとしたというか、気が抜けたというか…抜け殻のようになってしまうのでした。

人生に費用対効果を求めるなら、ここでくたばってしまえ!

その後、安生は訪ねて来てくれた琴子と話します。

琴子は、安生がろくでもない男だと分かっていながらも、根が悪い人間ではないので、どうも放っておけません。

 

最初は優しく話を聞いているのですが…安生の一言で態度が一変。

激しく叱責し始めるのでした。

 

安生は、人生に費用対効果を求めています。

結婚して、子どもをもって…って、お金も時間も人生からものすごく奪われるのに、どうしてそんなことをみんなはできるのだろうか?

 

一生懸命育てた子どもが、いい子に育つかは分からないし、老後に世話をしてくれるどころか、下手をしたら殴り殺されてしまう親もいる…。

それって全く、費用対効果がない。

 

琴子はそれを聞くと、怒りがこみあげて仕方ありませんでした。

安生の親が、費用対効果なんて考えていたら、彼だってこの世にはいないのです。

 

安生の今の生き方自体、どこに費用対効果があるのか?

生きていくことに費用対効果なんて求めるのなら、もうこの古い家でくたばってしまえ!

そうしたら何の費用もかからないのだから!馬鹿垂れ!!

 

琴子は安生にそう言い捨てると、家を出て行ってしまいました。

きなりが許してくれる日は来るのか…?

その後、美帆は安生に、自分は安生の考えが分かってしまうと話します。

以前の美帆の生き方は、その時が楽しければそれでいいという、まさに安生と同じような考え方だったのです。

でも美帆は、目標を見つけてからは、考え方がどんどん変わっていったと話します。

 

生きていくということは、自分だけの人生ではない、誰かの人生でもある…

それがきっと事実で、お金としっかり向き合っている周りの人たちは、それを受け入れる覚悟を決めた人たちなのではないか?

 

美帆は、安生にそう伝えます。

安生は美帆の話を聞いているうちに、きなりがどれほど自分との人生を考えてくれていたのか。

そして自分は、どれほどきなりを好きなのか。

 

そういう自分の本当の気持ちに気付いていきました。

結婚をしようとは、言えない。

そこまでは、実際の安生にはまだ考えられていないし、覚悟も決まっていません。

 

でも、きなりが大好きで、もし子どもができるなら、将来結婚するなら、それはきなり以外の誰も考えることができない。

 

安生は、その後、何度も何度もきなりに謝りに行きます。

琴子のアドバイス通りの謝り方をして、土下座もして、できる限りの気持ちを伝えようと毎日、懸命に謝り続けます。

 

きなりは、ずっと話もしてくれませんでしたが、安生がなけなしの3千円でカニを買っていったときには、会話をしてくれました。

 

とはいえ、発泡スチロールの蓋でぶん殴られて、勝手なこと言ってんじゃねえ!と言われただけですが…(笑)

安生の気持ちがきなりに届き、彼女がもう一度安生と向き合ってくれる日が、果たして来るのでしょうか…?

ドラマ 三千円の使いかた 第5話 感想

ドラマ 三千円の使いかた 第5話の感想です。

安生、地に足をつけよう

難しいテーマだな、とは思ったのですが、安生については、しっかりしろ、地に足つけろ、としか言いようがありませんね。

もう40代!?

 

安生が言っているのは、自由ではなく逃げだと思います。

自分に納得できるような人生にしたい、だから旅が必要なのだ、という意見には反対しません。

それを、しょうもないとか意味がないとか言うのは、違うと思うので。

 

生き方は人それぞれであり、そこを批判はしないのですが…。

でも、結婚する気も子どもを持つ気もないのに、きなりとはのらりくらりと離れない。

ちょっと悩んで弱ってるときには、簡単に出会ったばかりの女に流される。

 

旅で自分を高めることが一番大切な人生なら、誰とも付き合わずに、家も手放して放浪して生きていけばいいのに?

中途半端で考えナシで、誰も幸せにできない。

悲しい男だなって思いました。

 

でもね、、、モテるよね、なぜかこういう男(笑)

まあ40代目前となれば、ビジュアルありきですが…

外国だと、結構こういう生き方の方がスタンダードだったりするし

 

日本で真面目にコツコツ生きている女性にとっては、この異国の雰囲気と自由という蜜に、癒されてしまうこともあるのでしょうか。

まあ、きなりの態度には納得ですがね(笑)

 

蹴ったり殴ったり、そりゃぁそうなるよねって(笑)

これで簡単に許したら、繰り返すよこういう男は。

人生の費用対効果、なんか泣けてくる

琴子さんが激怒した、人生の費用対効果について。

絶賛子育て中の私にとっては、確かに大変でお金もかかって、将来になんの保証もなくて。

コスパなんて考え始めたら、目に見える利益なんてないですよ(笑)

 

でも、なんでそれをわざわざやってるんだろー…?

とこの記事を書きながら、考えているとね

なんだか泣けてきて(笑)

 

目に見える利益はないんだけど、でも目に見えないものを受け取る瞬間は、たくさんあるなって。

子どもの一瞬一瞬、言葉や行動の一つ一つ、どれも見逃したくないし、忘れたくないって思っています。

成長を楽しみにしながら、どこか悲しくて。

 

1000万円あげるから、子どもを手放してこれまでの記憶も全部消してって言われたら、絶対に断るでしょうね。

子育てだけに関わらないですが、人生にはお金に変えられない価値のあるものが、たくさん詰まっていると思います。

 

奇麗事を言いたいわけではなくて、お金で買うことのできない、欲しいものや手放したくないものであふれているのが現実だと、私は思います。

 

それを、お金で計算しようとしたらおしまいですよ…ほんとに。

どんなにお金を大切に使っていても節約していてもお金持ちでも、こういった、分野の違う大切さをお金で換算するようになったら、本当に人生、生きてなんて行けないです。

 

何の保証もない、計画通りになんていかない、楽しいことだけじゃない、そういう現実を生きていくというのは、人間みんなの宿命。

それを受け入れて覚悟した人が、お金の本当の意味を知るのかもしれません。

 

そうして大切な人と、生きていく。

費用対効果なんて全くない日々が、大変でも辛くても、でも…

なぜだか、とても大切で。愛おしくて。

 

生きていたくて。

そういうものなのではないか、と、第5話を観て考えました。

ちょっと人生の憂いに、泣いたよ(笑)

 

深いテーマでしたね!

さて、次回はついに、智子が離婚を決意!?

お父さんは、話すのか(笑)!

 

見逃せません♡

 

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