VIVANT 第3話 あらすじ 感想&考察 乃木はテントで確定。意味由来のお天道様 天照大神・神田明神と出雲大社の関係とは

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VIVANT 第3話では、乃木がテントである事実への複数の手がかりが出てきました。

神田明神と出雲大社の繋がり、また、テントはお天道様のことであり、天照大神とつながっている…?

 

この記事では、VIVANT第3話のあらすじネタバレと感想・考察を紹介しています。

 

 

VIVANT 第3話 あらすじネタバレ

VIVANT 第3話のあらすじを紹介します。

3人は無事に、日本へ!

第2話のラストシーンでは、夜の移動中に薫がラクダから落下したと思われ、行方不明になってしまいました。

野崎が引き留める中、乃木は引き返して薫を探しに行きます。

広大な砂漠を彷徨う中で、乃木のもうひとりの人格が『F』と呼ばれていることが判明しました。


乃木は瀕死状態の薫を発見、必死で野崎のもとに帰ろうとしますが、夜通し歩き続けたラクダが、ついに力尽きてしまい…泣く泣くラクダを手放さざるを得ません。

ここは、ラクダの演技力の高さが絶賛される素晴らしいシーンとなりました。

その後、乃木は薫をおんぶして砂漠を進みますが、途中で倒れてしまいます。

そこへ現れたのは、ラクダを引き連れた野崎!

ふたりはなんとか、一命をとりとめたのです。

 

そしてついに、3人はモンゴル国境を超えることになるのですが…

なんと、そこに待ち受けていたのはチンギス!!

3人を発見できたことが嬉しすぎて、警察官なのに銃を撃ちまくる姿には、「やめて」「かわいい」等のツッコミが殺到しました。

しかし、チンギスが喜んだのも束の間…

本庄の采配により、チンギスがいる場所がモンゴルの領域であることが判明します。

とてつもない数の軍隊と戦車に威嚇射撃をされたチンギスは、すごすごと退散するしかないのでした…。

こうして3人は無事に、モンゴルの空港から日本へと出国することに成功したのです。

乃木をハメた犯人は、この5人の中にいる

飛行機の中で野崎は、「乃木をハメたヤツは、この5人の中にいる」と話しました。


帰国すると当然、乃木は誤送金の犯人だとして疑いの目で見られ、即座に社内で調査を受けることとなります。

しかし、乃木がその前にどうしても行きたいと、足を運んだのが神田明神です。

そこへお参りするのが毎日の日課なのだと話す乃木は、立ち去る際に小さな祠を確認します。


また、社内では調査対象とされつつも、乃木は密かに、例の5人を監視し、野崎と共有するようになりました。

社内で唯一、乃木を犯人だと思っていないと言うのは、専務の長野です。

長野は、乃木を食事に誘い出し、バルカでのことを聞き出してきました。

 

しかし、ザイールと聞いて過剰に反応したり、やたらと情報を聞き出そうとするので、乃木もFも怪しく感じ始めます。

薫と再会…彼女がついた嘘とは

薫が気になって仕方ない乃木ですが、Fは薫は野崎に気があるはずだと言います。

薫は、野崎の連絡先を知りたがっていますし、警察の人とつながりたい…とも言っていました。

ある日、検査で病院に来た乃木は、薫と再会しました。

 

薫はこの病院で、医師として働けるようになり、さらにジャミーンもここで治療できることになったのです。

ここで、薫がついていた大きな嘘が判明します。

薫はアディエルと婚約していると言っていましたが、あれはジャミーンのためにあの場に留まるためについた、嘘だったのです。

 

そして、野崎のことも恋愛対象として見ていないと聞き、乃木は安心するのでした。

ホワイトハッカー東条とミッションインポッシブル!サーバーデータを盗み出せ!

一筋縄ではいかない今回の捜査のため、野崎が呼び出したのは警視庁でホワイトハッカーとして活躍する東条です。


実は、丸菱商事のサイトを作成したのは東条本人のため、誤送金の処理をした人物の特定する方法が分かるというのでした。

東条は、このサーバーのデータを別のサーバーにコピーするシステムを作っていました。

 

誤送金処理をした犯人は、世界的にも優秀なハッカーであることが間違いありませんが、このデータコピーについては何も知らないはず。

そこで東条は、丸菱商事のシステム管理室から、データを抜き取って、犯人を暴く作戦を立てたのです。

まさにミッションインポッシブル(笑)!!

様々なアクシデントにドキドキハラハラさせられつつも、乃木は見事、サーバー室への侵入を成功させます!

こうして、無事にデータのコピーをゲットすることができたのでした。

そして判明した、誤送金処理の犯人は…?

こうしてデータを手に入れた3人は、サーバーを操作して誤送金を実行した人物を突き止めました。

乃木をハメた人物…それは、経理部の太田でした。

野崎は即座に、太田確保のために動き始めます。

VIVANT 第3話 感想&考察

VIVANT 第3話の感想と考察です。

乃木は、テントだと思う。チンギスの目的も明らかに。

第3話も見どころが満載でした!

で、今回私が確信したのは、乃木はテントなのではないかということ。

 

モンゴル国境で待ち構えていたチンギスが、乃木に対して「テントとのことを徹底的に調べてやる」と言っていました。

これは、乃木を別班としてではなく、テントとしてマークしていたということが判明した重要なシーンです。

神田明神と出雲大社の深い関係

また、帰国してすぐに乃木が向かったのは、神田明神です。

さらには、家族はおらず一人暮らしのはずなのに、自宅は大きな日本家屋で、神田明神に近いことも分かりました。


神田明神と出雲大社には、深い関係があります。

神田明神には三柱の神様が祀られ、そのうちの大己貴命(おおなむちのみこと)というご祭神は、島根の出雲大社の祭神でもある大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の別名なのです。

 

すなわち、神田明神と出雲大社のご祭神は共通していることが分かります。

 

乃木の両親は、出雲大社で結婚式を挙げたと思われますが、そこも重要な伏線であり

出雲大社と神田明神でつながります。

 

さらに、乃木の家が神田明神の近くの大きな一軒家ということで、神田明神に深い関係のある名家の生まれ…ということなのではないかと考えています。

あの祠は、テントメンバーを繋げるものでは?

そして、神田明神にお参りした後に、乃木が確認したのはご神木の側にあった祠です。

両親が出雲大社で結婚式を挙げたとき、父親の袴の袖にはテントのマークがあったことから、父親はテントで間違いないと思います。

さらに、その神社とつながりのある神田明神に毎日お参りしていることから、乃木もテントと考えるのが自然な流れです。

 

という前提で見ると、神田明神にお参り…というよりは、この祠を確認したかったのではないでしょうか。

この祠が、全国のテントをつなげていて、ここで情報のやり取りをしたり、何らかのサインがあったり…

つまり、出雲大社にもこの祠はあるし、全国、全世界にもあって、テントのメンバーを繋げているのかも…?と考えています。

 

もしかしたら、バルカのシーンにも探せば祠があったのかも!?

ちょっと、もう一度1話から見直してみよう…!

テントの意味はお天道様で、第1話冒頭の天照大神に繋がる伏線

そして、謎に包まれているテントの意味について。

カタカナで書くとキャンプのテントを想像しますが、漢字にしてみたら…?

お天道様(おてんとさま)の天道が浮かび上がります。

 

テントは天道であり、今では無言のテロ組織だと認識されていますが、元々は神道から生まれた正義の集団だったのではないでしょうか。

それが長い時を経て歪み、本来の思想を無視した集団となってしまったか

 

もしくは、テントは今でも確固たる信念を持ち、正義で行動しており

攻撃しているのは、悪の組織であるか。

 

野崎も言っていましたが、別班は国を守るためなら手段を選ばない…存在自体が違法なのです。

だとしたら、テントもそうなのではないでしょうか?

テントも太古の昔から、人か…自然か、何か大切なものを守るという信念のもと、正義を貫いて行動している。


そして、お天道様とは、天照大神のことです。

天照大神とは、太陽神であり、天皇の祖神とも言われる、日本の最高神です。

 

ちなみに、毎年10月にやおろずの神々が出雲大社に集まることは有名ですね。

よって10月は神無月と呼ばれ、出雲では神在月と呼び、各地で神在祭が催されます。

 

なぜ、多くの神様たちが出雲に集まるのか…?という理由については、諸説あるようですが

出雲大社の祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が、天照大神と相談し、地上の統制は天照大神に任せる代わりに、神々の統制は出雲大社で行うと決めたという話もあるようです。

 

そういう神話を紐解くと、テントと出雲大社の関係性も少し複雑そうで、ドラマの中でも伏線になるのかな?とワクワクします。

 

お天道様は見ている。

昔から日本では良く言われる言葉ですが、テントはすべてを見ていて、その信念と正義のもとに制裁を下している…ということなのかもしれません。

 

だからきっと、乃木にも信念があって、テントだからと言って悪者ではないと思うのです。

そういった異なる正義と正義がぶつかり合う…VIVANTは、そんな作品なのかもしれないと考察しています。

 

次回で誤送金問題は完結!

いよいよ出雲編に突入?で、松阪桃李さんは登場してくれるのでしょうか?

目が離せません♡

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