エルピス第9話 考察 亨は誰に殺された?斎藤は手を下した?考察まとめ

エルピス
この記事は約6分で読めます。

最終回目前を迎えた『エルピス』第9話では、大門の娘婿・亨役として迫田孝也さん登場!がしかし、あっという間に亡くなってしまいます。

亨は殺害されたのか…だとしたら、犯人は誰なのか?

 

まさか斎藤が手を下したのでしょうか?

この記事では、エルピスで亨は誰に殺害されたのかについて考察していきます。

エルピス第9話 ネタバレ 大門亨は突如亡くなってしまう

エルピス第9話では、大門副総理の娘婿であり秘書を務める亨役として、迫田孝也さんが登場しました。

怪しげな雰囲気を醸し出しつつも、政界に染まりきれず、正義感が強い人物だということが分かります。

そして、そんな亨に村井が接近。

 

実は過去にもふたりには、深いつながりがあったのです。

再度亨に接近した村井は、そこへ岸本を同行させます。

仕事も仲間も失い、もはや野心だけで真実を負う岸本に、村井は自分が昔掴んだ特大ネタを受け渡す覚悟を決めたのです。

 

その特大ネタとは、かつて大門の下で働いていた議員が、若い女性を強姦したことがあり、大門がその事件をもみ消したというものでした。

さらに、その被害に遭った女性はその後自殺してしまいます。

 

そしてその事件をもみ消してほしいと依頼されたのが、紛れもなく亨だったのです。

正義感の強い亨は、その後村井の撮る番組で、自分が行ったことを告発しようとします。

しかしその特大ネタは、大門が副総理になる可能性が高まったことで上部の圧力により、潰されてしまったのです。

 

村井はそのことをずっと悔やんでおり、いつか自分のネタとして世間に流してやると決めていたのでした。

村井と共に岸本に会った亨は、もう一度自分の正義を貫く覚悟を決めます。

そして、大門の娘である妻とは離婚をして、岸本に真実を語ります。

 

亨は、自分が告発しても、きっと斎藤がそれらを引き継ぐために、自分の妻と子どもを守るだろうと確信していたのでした。

大門を告発すれば、自分も罪に問われる…亨はそう分かっていながらも、自分の正義を貫く覚悟をしたのです。

 

岸本にすべて話すと、亨は事務所も辞めて、大門とは完全にしがらみを切ってしまいます。

そして電話で「自分にできることがあったら呼んでほしい。生きている限り、すぐに駆けつけます」と岸本に宣言すると…

 

その直後、インターホンが鳴り、玄関を開けた瞬間、何者かに手を引かれて家を出ていきます。

亨の死亡が判明したのは、その数日後のことでした。

停車中の車の中で亡くなっていた亨には遺書があり、警察は自殺と断定したのでした。

エルピス第9話 亨は他殺された?犯人は斎藤?

亨は自殺ではなく殺害された可能性が極めて高い

亨は自殺とされて、葬儀が行われますが…

これは完全に、他殺だと言って間違いないと思います。

自分の罪を償って生きていく…そう覚悟を決めて、亡くなる直前には岸本に「生きてさえいれば、必ず力になる」と宣言しています。

 

その矢先の出来事…何者かに呼び出され、そのままその男に殺害されたのでしょう。

亨を殺害したのは、斎藤?

玄関で相手を確認すると、疑うようなそぶりを見せずに家を出ていっていたので、その時訪ねてきたのはおそらく亨が知っている人物で、あまり警戒もしていない相手だったのではないでしょうか。

大門の関係者が、告発をしようとしている亨を抹殺したと考えるのが自然ですが、果たしてその人物は誰なのでしょう?

 

村井が亨の葬儀を訪れた際、斎藤に接触し、亨の死について「他殺だったのだろう」と確信をつきます。

その時の斎藤はかなり苛々した様子で村井を睨みつけ、村井は「顔こわい~」とおどけた態度を続けますが、そこから顔色を変えて

 

「でも本当に怖いのは、斎藤じゃなくてこんなことさらっとやっちゃうヤツだよね」

「引き返すなら今だ」

「この先行ったら、もう二度と戻ってこれねぇぞ」

 

と伝えると去っていくのでした。

それを聞いた後の斎藤の様子が、妙~な感じなのです。

怒っているような、後悔しているような、何かを思い出しているような…

 

そこで、もしかしたら、今回後始末をさせられたのは斎藤なのでは?と、勘ぐってしまいました。

この時の斎藤は、自分が亨に手を下したときのことを思い出しているのではないか…?と。

 

斎藤はどうしても政界に入りたく、それは日本を良くするためであり、そのために忖度をしてきたわけですが

ここで大門から邪魔になった「亨の始末」を命じられた。

 

もしそうだとしたら、皮肉ですよね。

亨は過去に違う件で始末をさせられた人物で、そのために人が亡くなって、でもどうしても正義を貫きたくて告発を決意して。

すると今度はそれを、斎藤が始末させられるわけですから。

 

上に行くには、善い社会にするためには、誰かの命を消さなければならないのでしょうか?

そんなのおかしい、正義ではない…

と、当然のことだと理解しつつも、斎藤は既に後に引けなくなっているように思います。

 

なので、私の考察は「亨を殺害したのは斎藤」ですが、斎藤もきっとこの先、亨のように正義を捨てきれなくなるのではないでしょうか。

そしてその情報が原因で、簡単に誰かに抹殺される日も来てしまうかもしれない。

 

そんなことを繰り返すなんて、本当に可笑しいし、馬鹿馬鹿しいと思います。

亨の死は、岸本と恵那への警告

それでは、なぜ亨は殺害されなくてはならなかったのでしょうか?

そもそも告発VTRはすでに撮っており、亨を消したいのであればもっと以前に行えば良かったのです。

それなのに、岸本にすべてを託して、完全にしがらみから抜け出したこのタイミングで殺害された…

 

その理由として、これは警告なのだと考えます。

第10話の予告動画では、岸本が「殺されますよ!」と止める中、恵那が「それ頂戴!」と岸本からテープを奪おうとしていました。

 

おそらくこれを世に出したら、もしくはその情報を持っているだけで殺されると確信している岸本と、なぜ正しい情報を伝えることで殺されなければならないのか!?と覚醒する恵那のシーンなのではないかと考えます。

つまり、亨の死は「その情報の扱い次第では、あなたを殺します」という大門側から岸本へのメッセージ。

 

そこで怯む岸本と、本当のことを伝えたい!という野心を思い出す恵那の戦いなのでしょう。

最終回、どちらが勝つのか?は分かりませんが、大門のやり方は容赦がありません。

岸本の身が危ない…!心配で仕方ありません。

 

それでもこうした権力からの脅しや圧力に、負けないでほしい。

実話を基にしたフィクションと言うことで、社会と言うものは決して正しくはないのだと思います。

 

でもドラマの中だけでも、正しいものが勝つと言ってほしい。

正しい情報を流すべきだと言ってほしい。

 

誰かの権力のために誰かが死ぬのはおかしいと言ってほしい。

松本さんが釈放されますように。

 

そう願いながら、最終回を待とうと思います。

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました