今夜、ロマンス劇場での結末が美しい…色が意味する愛のカタチとは&無料で視聴できる動画配信サービス

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『今夜ロマンス劇場で』の結末が美しすぎて、ベタなお伽話でありながら号泣する人続出!

白黒の世界から飛び出してきたお姫様が、色をテーマにひとりの男性を愛しぬくお話です。

『今夜ロマンス劇場で』の結末も色がテーマとなっていますが、それが意味するものとはいったい何なのでしょうか?

 

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この記事では、『今夜ロマンス劇場で』の結末で色が意味するテーマと、無料で観れる動画配信サービスについて解説します。

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『今夜、ロマンス劇場で』結末ネタバレと色の意味するものとは


『今夜、ロマンス劇場で』は、綾瀬はるかさん演じる美雪と坂口健太郎さん演じる健司の、決して相手に触れられない純愛ストーリーが魅力です。

美雪はモノクロ映画から飛び出してきたお姫様、色のある世界は初めてなのです。

 

結末は、いったいどのような形となったのでしょうか?

『今夜、ロマンス劇場で』結末は、最後に一度だけ触れ合い、一緒にモノクロ映画の世界へ

『今夜、ロマンス劇場で』は、冒頭、ある老人が看護師に自分の書いた脚本を読むところから始まります。

この老人には美しい孫がいるのですが、こけても手を貸すこともない冷たい孫だと噂されていました。

その脚本は、映画監督を夢見る青年・健司には大好きなモノクロ映画があり、そのヒロインであるお転婆姫に恋をしていたというもの。

 

青年は何度も何度も映画館に足を運んでは、その姫の映画を観ていたのですが…ある日、その姫・美雪がスクリーンから飛び出してくるのです!

美雪は白黒のままの姿なのですが、ふたりはここから心を通わせ、やがて心から愛し合うようになります。

 

結末では、冒頭で看護師に自分の脚本を語っていた老人は健司本人であり、危篤状態になります。

その知らせを受けてやってきたのは、孫だと言われていた美雪です。

美雪はこの世を旅立とうとする健司を前に、ずっとずっと願ってやまなかった願いを叶えます。

 

その願いは、「あなたに触れたい。」というもの。

スクリーンから飛び出してきた美雪は引き換えとして、人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密を持った板のです。

やっと愛する健司に触れられた美雪は、「こんなにもあたたかいんだ…」と幸せそうな表情をし、やがて健司と一緒に、この世から消えてしまいます。

 

健司が亡くなった後、看護師は脚本の結末を読むと、その物語はこのように結ばれていました。

青年が姫に一輪のバラを渡すと、白黒だった世界に色が宿り、世界が驚くほど色を変えた。

二人は幸せそうにキスをして、抱きしめあい、そうしても美雪が消えることはない。

 

こうしてふたりは永遠に、様々な色に輝く美しい世界で、一緒にいることができた。

看護師が読む結末が、実際に健司と美雪の結末となっている

老人は健司本人で、脚本は健司たちの体験した実話だった…というのがこの映画のオチとなっていますが、ラストシーンがまあ美しい!!

ここで初めて、ふたりが歩んできた愛しい日々が明らかになります。

 

美雪は一度、触れることのできない自分は健司を不幸にしてしまうと考え、健司から身を引こうとします。

そしてその時、健司にお願いするのです。

「最後に、一度だけ抱きしめて…」と。

 

触れてしまったら、また退屈なモノクロ映画の中に戻ってしまうこととなり、その古い映画はきっとほとんど上映されることなく、美雪を観る人はこの先ずっといなくなってしまうでしょう。

それは映画の中のヒロインとしては、死を意味するほどのもの。

 

それでもいいから、一度だけでも愛する人に抱きしめてもらいたい。

どうして私たちは、愛する人に”触れたい”と本能で思うのでしょうね。

美雪の切なるこの想いは、涙なくしてみられません。

 

健司はこの時、美雪の願いを叶えられませんでした。

健司の出した答えは、触れられなくても、美雪とずっと一緒にいるということでした。

そこからふたりは、秘密の日々を何十年も送ってきたのです。

キスはガラス越しにし、手をつなぐ代わりにハンカチを持ち合ってお出かけしてきました。

このほかにも”触れられない”ことに関する、ふたりの愛あふれるおちゃめなルールが無数にあったんだろうと想像すると、胸がキュッとなってそのあたたかなやさしい時間が、どれほど素敵なものだろうと羨ましくなります。

 

そんなふたりは、健司が亡くなるまでこうして共に過ごし、それはふたりだけの秘密の関係で…

映画のヒロインであるがゆえに歳をとらない美雪は、恋人から娘、娘から孫へと肩書を変えて健司の側にい続けたのでした。

 

そして、健司が亡くなった後には美雪の世界へ…。

ここで二人は、永遠に幸せに暮らすのでしょう。

『今夜、ロマンス劇場で』が意味する色とは、あらゆるものへの恋心ではないか


『今夜、ロマンス劇場で』では、”色”が大きなテーマとして描かれています。

現実世界には色があり、美雪は白黒世界のまま、この世界に居続ける…。

初めて色を見た美雪は、とても感動し、いたずらしてみたり遊んでみたり、”色”を存分に体感します。

 

そして、最後には白黒の世界に戻るのですが、そこで健司がくれる一輪のバラにより、白黒の世界そのものが色を変えて美しく彩られてしまった。

私は、この”色”は恋心を表しているのではないかと思います。

 

恋とは、男女間のものだけでなく、この世のあらゆるものへのときめき、好きだという純粋な気持ちという意味です。

健司が一方的に美雪に惚れ込んでいた…というストーリーのように見えて、実は美雪もスクリーンの中から健司をずっと見つめていました。

 

廃れ行く自分の映画を、ずっと一途に見続けてくれている健司に、美雪自身も恋をしていたのです。

そして、健司に一目会いたい!という願いから、この世界に飛び出てくることができたのでした。

これって、誰かや何かを好きになった時に、普段では考えられないような大きなエネルギーが沸いてくるのと同じように思うのです。

 

本当に好きな人、好きな物事に出会ったときって、まるで化学反応でも起きたかのような爆発的なエネルギーが沸いてくる、そして不可能なはずのことを成し遂げるような奇跡が起こることがある。

この原動力って、”好き”だという気持ち、すなわち”恋”なんですよね。

 

そして飛び込んだその先に、恋したもの越しに見る世界って、今までとはまるで色が違う。

こんなに美しいのか、こんなにまぶしいのかと、世界の色は恋によって、様々な色に輝きだします。

そういった恋の力を、この作品では色を使って描いたのかなと思いました。

 

最後、一輪のバラはきっと、健司の愛でしょう。

その愛さえあれば、美雪の世界は永遠に美しく輝き続ける…

そんなメッセージがあったのではないかと思うのです。

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