ダ・カーポしませんか?の黒幕、ミスターXの正体は、四門なのではないでしょうか?
そこには、四門という名前に込められた様々な意味と、音楽用語 ダ・カーポの意味にヒントがあるのかもしれません。
この記事では、ダ・カーポしませんか?の黒幕は四門なのでは?という考察を解説しています。
ダ・カーポしませんか?の黒幕 ミスターXの正体は、四門?
ダ・カーポしませんか?は、金と命をかけたデスゲームが繰り広げられるドラマです。
そのゲームの主催者は、ミスターXであり、その正体は未だに分かっていません。
私はこの黒幕の正体は、第1話で亡くなった四門(迫田孝也)なのではないか?と考えています。
こらーーーっ!!
大田原ーーっ!(#マキタスポーツ さん)
今では同じこっちの住人だろーーっ!#ダ・カーポしませんか 第5話
2/20(月)夜11:06から!
お楽しみに!! https://t.co/DGYylu1EVl— 迫田孝也 (@Yaddeyo) February 14, 2023
四門という名前…そして、ダ・カーポ…
そこには、深い意味が込められているのではないでしょうか。
四門という名前にある、様々な意味
ダ・カーポしませんか?の黒幕 ミスターXの正体は、四門なのではないか?と考える理由として、彼の名前について注目してみました。
四門って…結構珍しい名前じゃないですか?
私の周りには、この名前の方はいません。
実は『四門』という単語には、様々な意味と背景があるのです。
四門の意味① 方角 東西南北のすべての門
まずは、文字通り方角に関する意味として、東西南北のすべての門という意味があります。
すべての入り口、すべての中心、すべてを見渡せる場所…
そういう意味合いが、このドラマの中では込められているとしたら、ミスターXにピッタリです。
四門の意味② 平安京の大内裏にある12の門のうちの4つ
ちょっと難しい意味なのですが、平安京にあった平安宮の大内裏(天皇在所)で、東西南北の四方にあった建春門・宜秋(ぎしゅう)門・建礼門・朔平門を総称していた読んでいた、という意味もあります。
こちらも方角と同じと言えば同じなのですが、歴史的にも『四門』は、大変厳かで重要な場所の入口として称されていたようです。
ミスターXは、このゲームの王・キングなのだ…という意味が込められているのかも?
四門の意味③ 仏(仏教)語での意味もいろいろ
仏語(仏教)にも、四門という言葉が使われています。
密教では修行の階程として、天台宗では、実相の理に悟りを開くための門…
これまた難しいですが、要するに、修行や悟りを開く際の段階としての意味があるようです。
世の中の真実、生と死、そして運とは何か?
そんなものは本当にあるのだろうか…
このドラマのテーマに、絡んでいるようにも思えてきます。
ブッダ(お釈迦様)が悟りを開いた 四門出遊のエピソード
仏教関連で言うと、ブッダ(お釈迦様)が悟りを開いた際のエピソードに、四門出遊というものがあります。
ブッダは悟りを開くまでに、東西南北の4つの城門から外に出て、人間が生きていく上での4大苦を知るのです。
その4つとは、老いること、病気になること、死ぬことを、生きているうちには、苦しみとして受け止めなければならず、そうして生きること自体が苦しい。
というものです。
それを、四苦と呼びます。
ブッダは、生きていれば『老・病・死』を避けては通れないのに、ほとんどの人がそれを自覚することなく、日々を淡々と生きていることを憂い、修行の道を進むことになったと言われているのです。
お釈迦様のエピソードで必ず語られる『四門出遊』。すべての人、自らも老い病み死ぬことに絶望したお釈迦様。まもなく出家をする動機となったのは、北の門で出会った修行者の姿でした。老病死の苦悩を超える道があること。現代、老病死の苦の先に北の門はあるのだろうか。そこには誰がいるのだろうか。
— カレー坊主 (@curry_boz) January 30, 2022
秋元先生の作品は、人は誰しも、いつどこで死ぬか分からないのに、まるで永遠に生きていられるような気持で生きている…ということへの疑問符を投げかけていることが多く、この四門出遊にも、深い意味が込められているのではないでしょうか。
ダ・カーポしませんか?では、人はいつしか死ぬものだ…とか、一度は捨てた命…など、死生観について考えさせられる部分も多いため、四門(迫田孝也)がこれを説こうとしているとも、考えられそうです。
ドラマの最後に登場して、こういったことを説いてくれたら、おもしろそうですよね(笑)
四門様~!迫田様~!
有名な漫画『修羅の門』での奥義であり、死の門である
そして、漫画『修羅の門』では、陸奥圓明流のみに伝わる、奥義の更に上に存在するものの総称として四門が使われています。それは奥義以上の力を気力で引き出すものであり、「その門をくぐったものには死が待っている」という意味もあることから、死門と言われているのです。
修羅の門最高です。
終わり方は想像していたが故に最高です。
四門は死門。
行くつく先は死しかない。
園明流の最高傑作でした。— えーじ(ルチャリブレ) (@yumemigachiag) June 14, 2015
これはかなり…!意味があるように感じませんか?
その門をくぐった者には、死が待っている…なんて、ミスターXの名前にピッタリです。
このホテルに踏み入れた時点で、四門という人物に会った時点で、そこには死が待っているのです。
ダ・カーポして、第1話に戻ると…
はい、そしてこのドラマのタイトル『ダ・カーポしませんか?』のダ・カーポは、音楽用語で「最初に戻る」という意味があることはご存知ですよね。
ドラマの中では、多重債務者たちに「人生を最初からやり直しませんか?」と問いかけている、という意味合いで使われていますが
最終的に、ミスターXの正体が明らかとなる時点で
最初に戻りましょう。
第1話に戻りましょう。
という流れになるのではないか?と考えています。
第1話に戻ると、四門が一番最初のゲームで脱落したストーリーなのですが、実はこの時、四門は死んでいなかった。
死んだと見せかけて、その後のゲームをすべて監視し、支配していた…
そして、彼がミスターXだった!
と言う結末になるのかな?と予想します。
以上、ミスターXの正体を、四門の名前から考察してみました!
四門って、珍しい名前だなと思っていましたが、調べてみると予想以上にたくさんの、そして深い意味があったので驚いています。
最終話で再登場するブラックな迫田さん、見てみたいな(笑)
もう1度、登場してほしい!
今後の展開も楽しみです♪
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