ドラマ 夫を社会的に抹殺する5つの方法 第9話 あらすじ&感想 大輔が仮面さんになった日

夫を社会的に抹殺する5つの方法
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夫を社会的に抹殺する方法 第9話では、茜と仮面さんが直接対話をします。

そして、我に返った大輔は自暴自棄になり、ついに…?

 

この記事では、夫を社会的に抹殺する方法 第9話 あらすじネタバレと感想を解説しています。

夫を社会的に抹殺する5つの方法は幸福論に基づいている

夫・大輔の浮気や暴言、暴力に悩んでいた茜は、念願の妊娠をするも、大輔の暴力により流産してしまいます。

それがついに、茜の心を壊してしまうきっかけとなるのですが、そこへ届いたのは1通の手紙でした。

そこには、夫を社会的に抹殺する5つの方法について記されています。

 

仮面さんと呼ばれる謎の人物が唱える方法は、以下の幸福論に基づいたものでした。

【復讐の心得】
①ポジティブ感情
②達成感
③良好な友好関係
④没入感
⑤人生の意味や意義
それらをその人物から奪っていき、身体ではなく心を破壊すること

ドラマ 夫を社会的に抹殺する5つの方法 第9話 あらすじネタバレ

夫を社会的に抹殺する5つの方法 第9話のあらすじを紹介します。

明かされる、和美との過去

和美は、大輔の幼少時代を話し始めました。

大輔は父親から酷い虐待を受けており、母親も和美も、それを見ているだけで何もできませんでした。

そうして大輔は、自分を守るために、もうひとりの人格”麦原明”を自分の中に作ったのです。

 

大人になると、和美は大輔を連れて家を出ました。

そうして、大輔とふたりで生活するようになったのです。

ふたりでの生活をしているうちに、大輔の症状はどんどん良くなっていきました。

 

大輔は、絵を描くという自分のやりたいことを見つけて、いつしかもうひとりの人格も出ることはなくなっていきます。

和美は、そんな大輔の様子を見ていると、自分がした決断が報われるような想いがしました。

 

そして、大輔にある一冊の本をプレゼントします。

それが、『ポジティブ心理学』だったのです。

 

和美は、その本をプレゼントしただけで、結局大輔のことを茜に押し付けただけだ…と、涙を流しました。

すべてを知った茜は、いてもたってもいられず、大輔と住んでいたマンションへと戻ります。

大輔は今、どこにいるのでしょうか…?

凜に届いた、仮面さんからの手紙

後日、友人の凜が茜を訪ねてきました。

そして、自分のもとに匿名で手紙が届き、そこには大輔が茜に暴力をふるっていたこと、そして妊娠している茜を流産させてしまったことが記されていたと説明しました。

 

手紙には、この事実をライターとして世間に公表し、大輔を社会から抹殺してほしいと結ばれています。

凜は、この手紙は誰からなのか…そしてこれは事実ではないのだろうと思っている…と話しました。

しかし、茜からそれが事実だと聞くと驚き、その記事を世間に出すべきだと茜を説得します。

 

以前の茜なら、迷わず公表してもらっていたでしょう。

しかし今の茜は、それを望んではいませんでした。

今はただ、大輔と直接話すべきではないか…そう感じていたのです。

ついに仮面さんとの対話と、あの日の真実

茜は、仮面さんのアカウントにログインします。

すると、仮面さんとPC越しに会話をすることができました。

仮面さんは、大輔から茜との生活を奪うべきだ話し、理由は大輔にとって、茜は唯一の心の支えだったからだと告白します。

 

それを聞いた茜は、仮面さんではなく、大輔に声をかけました。

 

大輔さんなんでしょう…?

会って話がしたい。

 

仮面さんは、驚いて通話を切ってしまいます。

そして、大輔に戻りました。

すると、大輔はあの日のことを思い出します。

 

実は大輔は、茜が寝ている間に茜の手帳を見て、妊娠したことを知っていました。

そして、自分の暴力で流産させてしまったことも、知っていました。

 

そして自分のしてしまったことを知ったその瞬間に、これまで眠っていた麦原明が戻ってきたのです。

 

大輔くん、どうしてこんな人間になってしまったの…?

僕が君を生まれ変わらせてあげる。

 

大輔はそれを思い出すと、自分を殴り始めました。

そして泣き叫びながら、ベッドを殴り続けます。

 

そして茜に、警察から電話がかかってきました。

茜は、大輔が、血を流して道に倒れているところを発見された…と知らされます。

ドラマ 夫を社会的に抹殺する5つの方法 第9話 感想

ドラマ 夫を社会的に抹殺する方法 第9話の感想です。

愛されたことがない人間は、自分を愛することができない

今回は、この言葉が重く響きましたね。

このドラマのテーマが、はっきりと明かされたセリフだったと思います。

結局大輔は、親から愛されていなかったので、他人の愛し方が分からず、さらには自分をも愛することができなかった。

 

哀しいな…と思いますが、それを理解した茜は、大輔を捨てようとしません。

「会って直接話がしたい。私たちには、話さないといけないことがたくさんある。」

という茜の訴えは、大輔にとって最高の愛情ではないでしょうか?

 

こういう自分と向き合おうとしていて、理解したいと思ってくれるということは、深い愛情がないとできないことだと思うので。

だから、奥さんが茜でよかったねって思います。

麦原が戻ってきた理由

ずっと出てこなかった麦原が、もう一度現れて仮面さんになった理由と、その瞬間が明らかとなりました。

なるほど、そういうことか…と、大輔が壊れてしまった理由に納得です。

大輔は、茜の妊娠と流産を知っていたんですね。

 

それで麦原が出てきたということは、茜に暴力をふるいながらも、それは絶対にやってはいけないことだと大輔自身も理解していて、自分のしてしまったことに大きなショックを受けたからではないでしょうか。

 

それなのに、幼少期は自分を守るために存在していた麦原が、今度は自分を排除しようとするようになった…。

哀しいですね。

でも、麦原から見れば、今の大輔って大輔の父親と同じことをしているわけですからね。

 

暴力はふるっちゃダメだ、単純にそう言いたいのではないでしょうか。

 

そして、大輔が心の拠り所としていたのは茜だけだったということも、一番理解しているからこそ、大輔から茜を奪えば彼は本当に終わると知っていて。

自分で自分から、茜を奪おうとしている。

 

茜としては、これ言われると苦しいですね…。

苦しいし、きっと「救いたい」と思うのではないでしょうか。

 

次回、いよいよ最終回となりますが、茜が出す答えとはどのようなものなのか?

もう一度、夫婦としてやり直してほしいと思いながらも、大輔がしてきたことは到底許されないし、これからそう簡単に人格が安定し続けるとも思えません。

 

だから難しいですよね~!!

うーん。でも、ふたりでもう一度やり直す!に一票入れたいと思います。

もはや願望がほとんどだけど(笑)

 

次回が楽しみですが、終わってしまうのは少し寂しいです♪

夫を社会的に抹殺する5つの方法  原作はコチラ

夫を社会的に抹殺する5つの方法の原作は、三田たたみさんによる同名の漫画。

原作は2022年10月に配信が開始されたばかりで、約2か月ほどでドラマ化が決定した話題作です。

今も公表連載中で、DMMブックスにて独占配信中!

つまり、DMMブックスでしか読めない作品です。

 

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