何かおかしい2 第1話 あらすじ&感想 赤いてるてる坊主に巻かれていたのは…?

何かおかしい
この記事は約8分で読めます。

『何かおかしい2』は、オカルトホラー作家・雨穴が原案の人気ドラマ第2弾です。

大炎上によりラジオ局ごと潰れた、オビナマワイドがまさかの復活!

第1話では、生配信中に「殺したい人がいる」と相談してくるリスナーが現れて…?

 

この記事では、何かおかしい2 第1話のあらすじネタバレと、感想を紹介しています。

何かおかしい2 第1話 あらすじネタバレ

何かおかしい2 第1話のあらすじを紹介します。

マジカルウラオモテという大ヒットゲーム

何かおかしい2の第1話は、『マジカルウラオモテ』というリズムゲームと共に、何者かが包丁を持ち、血を流すシーンから始まります。

やがて側にあった企画書に血は滲み、そこには石井日明という人物の名前が書いてありました。

 

さて、前回第炎上したオビナマワイドですが、今回インターネットラジオによってまさかの復活を遂げました。

放送初回のこの日、MCには大久保佳代子さんといとうあさこさんが番組を盛り上げます。

プロデューサー上村(浅利陽介)と、ディレクターの土屋(津田寛治)、ミキサーの畑野(松尾愉)は、今回企画を立ち上げた構成作家の田中シュー(中川春樹)に対して意味深なことを話していました。

 

「人の企画を躊躇なく、他局に出すとは貪欲だね…」

初回のゲストは、映画監督・河園(松尾貴史)です。

河園は田中の古くからの友人で、ふたりはとても仲良し。

 

河園は、今となっては世界的に有名な映画監督になっています。

初回ということで、豪華ゲスト!と、スタジオは盛り上がるのでした。

河園組と、赤いてるてる坊主

河園は、携帯電話に大きな赤いマスコットを付けており、それは不気味に目立っています…。

 

トークが和やかに続く中、サプライズで、河園組という河園のスタッフたちの様子に中継が繋がります。

そこには数人の女性がおり、赤い服を着たリーダーと思われるような女性が、「こんな最高のタイミングで、こんな機会をいただけて嬉しい」と話しました。

 

「最高のタイミングだなんて大げさな」と、土屋たちが笑う中、気になる書き込みが…。

『マジカルウラオモテチャンス1/2!

あなたが過去に行った数多くのハラスメントを自ら告白し、謝罪したら許す。#赤いてるてる坊主』

 

土屋たちは、映画界だとよくありそうだが、オビナマには持って来いなキワドイ投稿だ!と盛り上がりました。

と、そこでお悩み相談のコーナーが始まるのですが…

殺したい人がいる…

お悩み相談のリスナーは、石井日明でした。

そして石井の相談は「殺したい人がいる…」というものだったのです。

 

スタジオは一気にざわざわとした空気に包まれます。

石井が殺したい相手は、婚約者の上司で、理由は婚約者の企画を盗んだから、というものでした。

その上司は、これまでのほとんどの企画を、後輩たちのものを自分の名前に書き変えて、さも自分の手柄のようにしているとのことです。

 

すごいひどいね…と、大久保さんがつぶやく中、田中は動揺しているように見えました。

 

そしてここで、この相談って河園監督の今回の作品に繋がるのではないか?と話が展開します。

河園の今回の作品は、性被害に遭った女性たちが告発をして、乗り越えていくストーリーなのです。

河園はこの時、もっともらしいことを言うのですが…

 

ここで赤いてるてる坊主の書き込みが表示され、意見を求められます。

ハラスメントについて、弁解をする河園…

するとさらに赤いてるてる坊主から、書き込みが上がりました。

 

『あなたが過去に行った数多くの泥棒行為を自ら告白し、謝罪したら許す。』

 

上村は、これは田中に聞いてみようと提案します。

「田中さんはどう思いますは?田中さんの企画と言えば、ウラオモテゲーム。本当に流行りましたよね。」

すると田中は、「あのゲームはなかなかいい企画が思いつかなかったころに、オセロをヒントに考え出したものだ」と自慢げに答えました。

 

それを聞いた石井は「ありがとうございます。おかげで覚悟が決まりました」と、電話を切るのでした。

CM中、田中と土屋は「リスナーのチョイスがすごい!殺したい相手がいるなんてきわどすぎるね~」と盛り上がりますが、お互いに石井の質問を選んでいないことが判明します。

 

石井をチョイスしたのは、いったい誰なのでしょうか…?

河園の罪が暴露!復讐が始まる…

と、ここで河園組がおかしな動きを始めました。

モザイクガラスを運んでおり、この後の準備をしているとのことです。

その後ろでは、河園組のスタッフたちが赤いてるてる坊主を大量に作成していました。

 

スタッフたちは、河園を想って、河園の髪の毛を使っててるてる坊主を作っていると話します。

ドン引きする一同。

何かおかしいことが、積み重なってきました。

 

そしてCM明け、ついに復讐が開始されます。

河園組のスタッフたちは、モザイクガラス越しに、これまで河園からされてきた性被害について告白を始めたのです。

 

事実無根だと焦る河園に、マジカルウラオモテ調に編集された、これまでの河園の数々の悪事が流れていきます。

河園は女性たちにセクハラをし、男性スタッフには暴力を振るっていたのです。

 

そのVTRを見て、焦り、怒りをぶちまける河園を、田中は平気な表情をして動画撮影していました。

 

その後、河園組の女性たちは、てるてる坊主の歌に合わせて、大量の赤いてるてる坊主の首をはさみで切り落とします。

~そなたの 首を チョンと切るぞ♪

田中の罪も明らかに。

その様子を面白そうに撮影し続ける田中に、河園は「お前、知ってたな」と、怒りをぶつけます。

田中は「あなたがそういう人間だとは知っていたが、まさかここまで恨まれているとは…」と笑いました。

 

すると…

マジカルウラオモテの曲とともに、「恨まれていると言ったら田中 田中と言ったら泥棒」と流れ、これまで田中が部下から奪い取った企画書の数々が映し出されました。

 

その中のひとつに、石井日明の名前があったのです。

 

ここで、河園組の赤い服の女性から、クイズが出題されます。

 

田中と言ったら、人殺し。

数年前、本当は後輩作家が考えたのに、自分が考えたと嘘をつき、一世を風靡した大人気ゲームの名前は?

 

ーマジカルウラオモテ。

 

ですが、そのアイディアを奪われてしまい、ショックで自殺してしまった後輩作家の名前は?

 

…そうです。

正解は、この赤い服の女性の婚約者、石井日明だったのです。

 

この赤い服の女性は、河園組のスタッフであり、石井日明の婚約者でした。

そして、石井日明の企画を盗んだ田中と、河園が共演する企画があるというので、この女性にとっては最高のタイミングだったわけですね。

 

収録中に罵り合うふたりを見て、いとうさんは呟きました。

 

仲、いいですね…。

赤いてるてる坊主の秘密

てるてる坊主の由来には、「私がお経を唱えると、雨が止む」と嘘をついたお坊さんへの罰に、首をちょん切ったからという説があるそうです。

さらに、赤いてるてる坊主は、発祥の地・中国で生贄の象徴だといわれています。

 

象徴と言えば、髪の毛は、昔から呪いの道具として使われてきたそうです。

今回は、河園と田中への復讐と罰のために、これらが使われていたのです。

 

そういえば、相談者として石井日明さんを選んだのは、いったい誰だったのでしょうか…?

何かおかしい2 第1話 感想

何かおかしい2 第1話の感想です。

結局、一番怖いのは人。

不気味な世界観がクセになるこのシリーズ。

結局、この世で一番恐ろしいのは、生きている人間の欲やずるさということでしょうか。

何かおかしい…と感じるストラップ、赤いてるてる坊主、髪の毛…

 

いろいろ連鎖した暁に、欲まみれのふたりのおじさんの内面が暴露され、罰を下されてしまいました。

まあ、暴露くらいじゃあ足りない程の罪だとは思いますが。

 

個人的には、いとうあさこさんの

「仲、いいですね…。」

が、めちゃくちゃ怖かったです(笑)

 

類は友を呼ぶ。ということでしょうか…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました