『空白を満たしなさい』第１話あらすじネタバレ＆感想 サイコすぎる…！阿部サダヲの怪演に絶賛の声多数

2022年夏 サスペンス＆ミステリードラマ
2022.06.27
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『空白を満たしなさい』第１話では、自分の死の真相を探る徹生ですが、その日から数日間の記憶が全くありません。

そして、自分は誰かに殺されたのではないか？と考えるようになり、佐伯という男を疑うのですが…？

 

佐伯を演じる阿部サダヲさんの怪演が、ギラギラに光った第１話では、阿部サダヲさんへ絶賛の声が多数上がりました！

この記事では『空白を満たしなさい』第１話のあらすじとネタバレ＆感想、恐怖と笑いを楽しめる阿部サダヲさんの演技について解説します。

 

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空白を満たしなさい 第１話 あらすじネタバレ

空白を満たしなさい 第１話では、死後３年経過したある日、亡くなったはずの徹生が生き返ります。

突然蘇った夫に驚く千佳。

そして自分が亡くなっていることが信じられない徹生。

 

徹生の死の真相は、いったいどのようなものなのでしょうか？

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徹生、復生者として蘇る


酒造メーカーで働く徹生(柄本祐)は、ある夜会社で居眠りをしていたようで、ふと目が覚めます。

ひどい頭痛を感じながらも急いで家路に着き、いつも通り玄関を入ると…

徹生を見た妻・千佳(鈴木杏)は、恐怖に満ちた目で徹生を見るなり、過呼吸のように取り乱してしまいました。

 

徹生は、3年前に亡くなっていたのです。

会社の屋上から転落したということで、状況から見て自分で飛び降りたとされていました。

すると、千佳はあるところへ連絡します。

 

しばらくすると”復生者”届なるものを持った役人が家を訪ねてきて、書類を書かされます。

この世界では、亡くなったはずの人がある日突然生き返るという事例が頻発しており、そういった人々を“復生者”と呼んでいました。

 

復生者はある日突然蘇り、自分が亡くなった日の少し前からの記憶がありません。

そして健康診断をすると特に身体に異常はなく、ＤＮＡは本人と一致します。

なぜこんなことが起きているのかは謎ですが、死から突然蘇ったのは徹生だけではないのです。

徹生、自分の死の真相に迫る

自分が屋上から飛び降りるなんて、そんなこと絶対にありえないと考えた徹生は、以前勤めていた会社へと出向き、自分の死の真相を探ろうとします。

徹生は家族を大切にしていて、仕事でも活躍していて、自分はとても幸せだと思っていました。

 

だから、自ら命を絶つ理由などなかったはずです。

そして、誤って転落してしまうような場所でもないため、自分は誰かに殺害されたのではないか…？と疑うようになりました。

 

そして、亡くなる日の少し前から、ある人物に付きまとわれていたことを思い出します。

徹生に付きまとっていた人物…それは、警備員の佐伯(阿部サダヲ)でした。

阿部サダヲ怪演！佐伯の異常性と、徹生への執着


佐伯と徹生の出会いは、偶然でした。

ある日徹生が会社のすぐ側を歩いていると、ハトにエサをやっている佐伯がいます。

最初は普通にエサをあげていた佐伯ですが、突然ハトを蹴り飛ばしたのです。

 

驚いて逃げるハトに、徹生は驚き、見ると佐伯が倒れているハトを踏みつけようとしています。

その光景に、徹生は思わず「やめろ！」と佐伯を咎めたのですが、これをきっかけに佐伯は徹生に付きまとうようになりました。

 

佐伯はしつこく徹生に付きまとい、「なぜそんなに働くのか」「それで幸せなのか」などと意味不明な質問を繰り返します。

そして社内では徹生が佐伯に殴りかかったという噂が流れ、さらには徹生が自分の企画のためにキックバックをしているというもともとあった噂も重なり、社員たちは徹生を無視するようになっていきました。

徹生が思い出した、恐ろしい記憶

徹生は、佐伯が自分を屋上から突き落としたのではないか？と疑うようになりました。

そして千佳と共に、警察へ相談に行きます。

警察では半信半疑でありながらも、徹生の話を聞いてもらうことができ、徹生は佐伯について語るのですが…。

 

話しているうちに、ある夜のことを思い出すのです。

それは大雨の日でした。

仕事を終えた徹生が、急いで車に乗り込むと…なんと、助手席に佐伯が乗っていたのです。

 

驚きながら降りろ！と促す徹生に、佐伯は訳の分からない不気味なことを話し続けます。

自分は生理的に無理だとみんなに嫌われている。それでも遺伝子をこの世に残したい。

佐伯の手首には無数の傷跡があり、彼がどれほど人から疎まれ、避けられ、蔑まれ、どれほど世の中を憎み、どれほどねじ曲がった感性を持っているかということがひしひしと伝わってきました。

最初は黙って話を聞いていた徹生ですが、佐伯が”徹生の妻と遺伝子的に結合させてくれ。自分の遺伝子もこの世に残したい”と言い始めた途端、徹生の中の何かがプツリと切れてしまいます。

そして気付くと、佐伯の首を絞めていたのです。

 

佐伯の意識は少しずつ、薄れていきました…。

ここで、ふと徹生は我に返ります。

そこは警察署、警察官は話を聞いていない徹生に怪訝な態度をしています。

 

徹生は恐ろしくなり、警察署を後にしました。

もしかして、自分は佐伯に殺されたのではなく、自分が佐伯を殺したのか…？

帰り道、徹生は恐ろしい自分の記憶に、恐怖を感じながら呆然と歩いていきました。

『空白を満たしなさい』第１話 感想

『空白を満たしなさい』第１話では、徹生の死の真相についての謎と、蘇った記憶への恐ろしさが描かれており、とても見ごたえがありました。

感想をまとめます。

阿部サダヲが怖いを通り越しておもしろい(笑)さすが！な演技

『空白を満たしなさい』第１話でなによりも印象的だったのは、阿部サダヲが演じる佐伯の異常性と、その演技です。

ハトを蹴り飛ばすなんて…そんな恐ろしい人見たことないし、車に乗ったら助手席に阿部サダヲって、もはやホラー(笑)


最初は怖いな…不気味…と思いながら観ていたのですが、社内のシーンでは笑いがこみあげてきて大笑いしてしまいました(笑)！！

雰囲気も行動も気持ち悪くて怖いのですが、セリフもかなりヤバい(笑)

「しくしくしくしく遺伝子が泣いている」とか、笑えるほど気持ち悪いことをたくさん言っているので、ぜひ本編でお楽しみください(笑)

 

それにしても、さすがとしか言いようがない、こんなに不気味で恐ろしい役なのに、恐怖と共に”おもしろさ”を表現できる阿部サダヲさんの演技力に脱帽です。

不気味なんだけど、なんとなく笑えるというか、不気味すぎなくて見やすくて、とにかくバランスが絶妙！

謎解きが楽しみ

ストーリーとしては、原作があるのでなんとなくあらすじは知っているものの、ドラマではどう描かれるのか？どのように映像で再現するのか？という楽しみと共に、やはり謎を解く楽しみにワクワクしています。

想像よりも暗くて、陰湿で、哲学的な内容ですが、徹生の死の真相と結末をまっさらな気持ちで楽しみたいです。

 

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