ドラマ『雪女と蟹を食う 第1話』あらすじネタバレ&感想 重岡大毅の圧巻の演技力&彩女の正体と目的は?

2022年夏ドラマ
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ドラマ『雪女と蟹を食う 第1話』では、北と彩女の出会い、ふたりの旅の始まりが描かれました。

北のすべてを受け入れてくれる謎の美女、彩女の正体は何なのでしょうか?

この記事では、ドラマ『雪女と蟹を食う 第1話』あらすじネタバレと感想、彩女の正体について解説します♪

 

主役・北役の重岡大毅さんの圧巻の演技にも注目です!

ドラマ『雪女と蟹を食う 第1話』あらすじネタバレ


ドラマ『雪女と蟹を食う 第1話』は、人生のどん底を生きる北(重岡大毅)が、死ぬ前に蟹を食べたい!と思い立つところからストーリーが始まります。

冤罪をかけられ、人生のどん底に突き落とされた男

「入道雲を見ると、妙に死にたくなる…」

ある夏の日、北は自宅で自ら命を絶とうとしていました。

北は痴漢の冤罪をかけられたことがきっかけで、社会的信用と婚約者を失ってしまい、人生のどん底を味わっていたのです。

 

しかし、死ぬことを考えると涙がとめどなくあふれてきて(このシーンの演技が迫真に迫りすぎ…ぜひ見てほしいシーンです)どうしても覚悟を決めることができません。

もう少し後にしよう…そう考えてテレビを見ていた時のことです。

流れている番組は北海道の特集をしており、そこには美味しそうに蟹を食べる女性が映っていました。

 

そういえば、蟹を食べたことがない。

北は、死ぬ前にどうしても蟹を食べてみたくなりました。

そこで、どうせ死ぬのだからと、北海道に行って蟹を食べてやろう!と思い立つのです。

雪女のような美女、彩女との出会い

北は図書館で調べ物をしながら、蟹を食べるための費用について考えていました。

蟹を食べる以外にも、食べてみたいものがとめどなくあふれて、欲望をすべて叶えるとなると、莫大な費用がかかりそうです。

 

その時、真っ白なワンピースを着た女性・彩女(入山法子)とぶつかります。

慌てて北が謝ると、その女性はダイヤのついた高そうな指輪をしていました。

美しいのですがどこか冷たく、雪女が実在したら、きっとこんな女性なんだろうと北は思います。

あの指輪があれば、どれだけ蟹が食べられるのだろう…

北は気づくと彼女を尾行しており、あろうことか自宅に着いた途端、家の中に侵入して「金を出せ」と脅迫するのでした。

 

ここから、彩女の謎深き行動が始まるのですが…

彩女は驚きながらも、「すぐにお金を用意します。」と冷静に北の要求を受け入れます。

そして家の中に入れると、すぐに寝室へ。

 

北が不審に思っていると、彩女は突然洋服を脱ぎだし、北にやさしくキス。そのまま抱かせてあげるのでした。

勢いでしてしまったものの、事が終わると北は不思議でならず、そのままリビングへと案内されて、美味しいコーヒーまで御馳走してもらいます。

 

「飲み終えたら、お金を持ってきますね」と言う彩女に、北はお金が必要な理由を話しました。

そして、死ぬ前に蟹を食べたいなんて理由でこんなことをして…自分は馬鹿げていると、ふと我に返ってしまうのです。

自分は、なんてことをしてしまったのだろう…?

 

北は「警察に行きます」と泣き出し、「でももうめんどくさい…死にます。謝って済む問題じゃないんですが、本当にすみませんでした」と、続けて泣きじゃくり、その場を後にしようとしました。

 

するとその時、彩女は「待って」と北を引き留め、「一緒に北海道に蟹を食べに行く!」と言い出すのです。

こうしてふたりの旅が幕を開けたのでした。

不思議な旅の始まり…一日の終わりに彩女が開いたノートには?

北と彩女の旅が始まり、北はなぜ彩女がお金を負担してくれて、車の運転をしてくれて、身体まで許してくれたのだろうと不思議でなりません。

しかし、彩女と過ごした旅の初日、美味しいラーメンに感動して笑い合い、夜にはビールで乾杯、語り合い、そのまま抱き合って…とてもいい一日となりました。

 

北は安心したように眠りについてしまいます。

すると、北がぐっすり眠っているのを確認した彩女は、一冊のノートを開くのです。

最初のページに綴った文字は「雪女と蟹を食う」

 

彩女の目的は、いったい何なのでしょうか?

『雪女と蟹を食う』彩女の正体と目的は?

彩女の正体と目的…それは、彼女の夫と深い関係があるようです。

彩女の正体…夫は小説家で、夫婦には大きな問題が。

彩女の夫は、小説家の雪村一騎。

彩女は北に、「夫は出張中」と話しましたが、それは嘘です。

彩女と一騎には、夫婦関係上大きな問題があり、彩女は北と同じくらいの思い悩みや苦しみを抱えていました。

 

だから、北が家に侵入して脅迫してきたとき、あのようなすべてを受け入れる行動に出たのです。

さらには、これから死のうとしている北と自分を、重ねてしまったのでしょう。

北と彩女の目的は、この先の展開で同じものとなっていきます。

彩女の目的とは?書いているノートは、一騎に渡すためのもの

第1話のラストシーンで彩女が書いていたノートには、これから北との旅の物語が記されていくこととなります。

そして彩女がそれを書いていく目的…それは、書き終えたら一騎に渡すということ。

 

一騎に渡すことで、自分が北という男と不倫旅行をしてきたことを伝え、さらには衝撃の結末を迎えることで、一騎を一流の小説家にしたいという彩女自身の夢を、最後に叶えようとしているのです。

 

つまりは、彩女がノートに記す旅の物語は、夫への復讐と、自分の夢の達成のために利用するための重要な材料へとなっていきます。

ドラマ『雪女と蟹を食う』感想

冒頭の重岡大毅さんが泣きながらロープを掴むシーンがかなり重悲しく、迫真の演技に引き込まれて、こちらまで気持ちが沈んでしまいました。


明るいイメージの方なので、こんなな演技もされるんだ!ジャニーズ・アイドルだとなめていた!すごい!!!と感動し、すぐに夢中になりました。


”死”に向かっている、悲しい男の物語なのですが「最後に蟹を食べたい」と思い付くことや、彩女の家で泣きながら謝るシーン、暗い気持ちにも関わらずラーメンの美味しさに「うまい!」と、一気に笑顔になるところ。

コミカルな描写もあり、また重岡さんが演じてるという配役もあり、ただ暗く悲しいだけではないとてもバランスがいいドラマだと思います。

 

ラーメンのシーンは本当に無邪気にふたりが楽しんでいて、微笑ましくなるステキなシーンです♡

 

そして彩女の怪しくて優しい雰囲気も素敵で、これからふたりがどんどん仲良くなって、北海道を楽しむんだろうなぁと想像するとなんだかホッコリ…。

 

冤罪を負った、というのは、自分ではどうしようもなかった運命を背負わされたということだと思うので、それですべてを失い人生を終えたいと願う気持ちは理解できます。

北が悪いわけじゃないからこそ、彩女との旅で少しずつ”生きたい”と北の想いが変わっていくのが楽しみです。

 

すごく好きなドラマになりそうなので、ワクワクしています♡

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