『マイファミリー』最終話 ネタバレ&感想 心春は結局どうなった?真犯人の動機&東堂が辛すぎる結末

2022年春ドラマ
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マイファミリーがついに、最終話を迎えました。
真犯人は誰なのか?という正体の判明とともに重要なポイントである、結局心春は生きていたのか?という疑問。

ドラマのラストシーンでは衝撃の展開と、描かれる生と死の対比が言葉なくして描かれています。

 

その描写に、心春は結局どうなったのか?という疑問の声も上がっているようです。

マイファミリーの真犯人は誰で、心春は結局どうなったのでしょうか?

この記事では、マイファミリー最終話のネタバレと感想、真犯人と心春は生きていたのか?という疑問について解説していきます。

マイファミリー最終話 ネタバレ&感想 真犯人は誰で、動機と心春ちゃん事件の真相は?

ついに最終話を迎えたマイファミリー。

3か月に渡り、多くの視聴者が真犯人の考察を楽しんでいたと思いますが…

ズバリ、真犯人はいったい誰だったのでしょうか?

真犯人は捜査一課長の吉乃!

マイファミリー最終話で判明した真犯人は、捜査一課長の吉乃栄太郎(サンドウィッチマンの富澤さん)でした!!

 

みなさんの予想は当たりましたか?

私の予想は、吉乃だったので当たりではありましたが、動機は予想とは違うものでした。

 

それでは、吉乃が心春を誘拐した動機はいったい何だったのでしょうか?

心春ちゃん事件の真相…吉乃の動機は、東堂亜季との不倫を隠蔽するため

この事件の真相ですが、心春は誘拐されていたわけではありませんでした。

心春は狂言誘拐を自作自演で行おうとして、吉野に「自分を誘拐してもらえないか」と頼んでいたのです。

理由は、母親である亜希が吉乃と不倫関係であることを知ったから。

 

当時、刑事として忙しかった東堂は、家庭を顧みず仕事に打ち込んでいました。

吉乃は世話好きで優しい性格なため、夫婦関係がすれ違っていることを心配して亜希の悩みを聞き、相談相手となっていたのです。

 

そして、そのうち親密な関係を深め、不倫関係にまで発展してしまったのでした。

二人が車で密会しているところを、なんと心春が目撃してしまいます!

心春はその場面を写真に撮り、当時親友だった実咲にだけ悩みとして打ち明け、その写真を見せたのです。

 

その写真が、実咲のタブレット内にあった「心春ちゃん」ファイルの中身です。

心春は両親に仲直りしてほしい、その一心で自作自演の”狂言誘拐”を計画します。

もし自分が誘拐されれば、母親と父親が自分の大切さに気付き、仲直りして離婚などをすることもなくなるのでは…?

 

幼い少女が考えたのは、そんなけなげな理由で打ち立てた誘拐計画でした。

心春は、吉乃に不倫現場の写真を見せて、「母親と二度と会うな、そして自分を誘拐してほしい」と依頼します。

吉乃はその時、「誘拐は犯罪だよ」と断り、不倫現場の写真を削除するため、無理矢理心春の携帯を奪い取ろうとします。

 

するともみ合いになった末、心春は階段から転げ落ちてしまうのです…!

吉乃はその後、心春の誘拐計画ノートを参考に、狂言誘拐を持ち掛けるのですが、正確には誘拐ではなく行方不明。

 

心春はこの時、すでに吉乃に遺棄されており、心春の誘拐事件は心春の行方不明という事実の隠蔽のためだったのです。

警察である吉乃は、報道協定を盾に事件が世間に明るみになることを防ぎ、やがて未解決事件として風化させる…という計画で自分の不倫を隠したのでした。

 

理由は「家族にバレるのが怖かった」とのことですが…

だったら最初から部下の妻に世話なんか焼かず、不倫なんかしなければいいのに。

マイファミリー最終話 ネタバレ&感想 結局心春はどうなった?生きているのか?

マイファミリー最終話では、心春は吉乃ともみ合いになり、階段から転がり落ちてしまって、その後吉乃は誘拐事件を装って心春を隠したということが分かりましたが、結局のところ心春は生きていたのか?

ドラマ中でははっきりとした表現がなく、「生きていた」「亡くなっていた」というセリフでの説明はありませんでした。

 

視聴者の中には、結局心春ちゃんはどうなったの!?と、モヤモヤしている人も多いようです。

それでは、はっきり言うと、結局心春はどうなったのでしょうか?

心春は吉乃に殺害され、遺棄された

マイファミリーでの一連の誘拐事件のきっかけとなった心春ちゃん事件…。

東堂は心春の居場所を探るため、友人の娘を誘拐するという犯罪者になってまで、必死で心春ちゃん事件の真相を追いました。

そんな東堂を待っていた結末…それは、心春はもう亡くなっているという、あまりにも残酷なものでした。

 

唯一はっきりとセリフで語られているのは、葛城が温人に事件の真相を話すシーンです。

このとき葛城は「心春と同じように、実咲をどこかに遺棄して行方不明にすればいいと考えていたらしい」と説明。

このことから、吉乃は心春を遺棄したのだということが分かります。

 

本来遺棄とは、放棄することという意味であり、死体遺棄とまでは言っていませんが…

この場合、階段から落ちた心春をこのまま放棄していては、確実に発見されて事件となることは明白です。

この時心春が既に亡くなっていたのか?は明らかとなっていませんが、おそらく階段から落ちただけで即死にはならないはず。

 

吉乃がどこかへ運んで隠したとしか、考えようがありません。

心春は埋められた?亜季の様子から受け取れる遺棄状況

それでは心春は、どのように遺棄されていたのでしょうか?

これは、東堂の刑務所での面会に亜季が訪れるシーンで読み取ることができます。

三輪が東堂と面会した後、亜季がやってきます。

 

警察の捜査にも協力し、心春に会えるまで死ねないと考えていたという説明と、泥で汚れた靴から推察できるのは…

心春を遺棄した場所を吉乃が供述し、警察が現場確認へ行く際に、本人確認などで母親に協力を求めた…ということだと思います。

 

すなわち、心春は吉乃によってどこかに埋められており、その現場に同行したため亜季の靴は泥まみれだったのでしょう。

「心春ちゃんに会えたのか?」と尋ねる東堂に対して

ただただうなずきながら、嗚咽して泣き続ける亜季。

 

その姿が物語るのは、やっと心春に会えたけど、それはもう亡くなった姿だった…ということを意味しているのでしょう。

見ていられない程、辛すぎるシーンです…。

マイファミリー最終話 感想

ここまでは、マイファミリー最終話のネタバレ&感想と、真犯人の動機や心春は結局どうなったのか?について解説してきました。
ここからは感想を書き綴ります!

描かれている生と死が残酷すぎるが…考えさせられるシーンに号泣

心春に会えたけど、もう亡くなっていた…

東堂夫妻が残酷すぎる現実と直面するシーンでは同時に、鳴沢夫妻の第2子が誕生するシーンが流れます。

心春は亡くなってしまったけど、もし生きていたら?

 

鳴沢夫妻に第2子が誕生することはなかったかもしれません…。

亡くなった幼い命と、誕生する新しい命。

友人でありながらこんなにも正反対な運命って、残酷すぎませんか…。

 

それでも、それが運命であり現実であり、不倫も誘拐も、してはいけないこと。

東堂夫妻は確かに、してはいけないことをしたのですが…それでも、心春ちゃんには生きていて欲しかった…!というのが、強い想いです!

深く考えさせられるのと同時に、東堂夫妻を見ていられなくて、辛すぎて涙が止まりませんでした。

吉乃が犯人は予想していたけど…なんとなく笑いそうになる(笑)

吉乃が犯人とは予想していたのですが、いざ、本当に犯人だとなって、犯行のシーンが流れるとなんか笑いそうになる(笑)

富澤さん、本当に演技がお上手ですし、演技力の問題ではないと分かっているのですが、梅木を後ろから殴るシーンとか、不倫の車内の写真とか(笑)

 

なんかじわじわ来て(笑)若干笑いそうになりました(笑)!

以前「収録中にボケたいのを必死で我慢している」とか、「セリフはトイレに貼っていて覚えているので、家族がドラマの先の展開をトイレで知り、びっくりしている」とかおっしゃっていたので

 

想像してしまって…「今、ボケたいと思ってるのかな?」とか、考えると面白かったです。ゴメンナサイ(笑)

でも、日曜劇場で家族の絆がテーマなので、それぐらいがちょうどよかったのかも??

マイファミリー最終話 ネタバレ&感想 まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます!

マイファミリー、めちゃめちゃ面白かったです!

3か月考察もしっかり楽しませてもらえましたし、家族ってヒトコトで言っても、それぞれに形があるんだと実感しました。

 

終わってしまったのが寂しいですが…内容、キャスト、見ごたえ、結末、すべて大満足な見ごたえあるドラマでした!

私の学んだことをまとめると…

 

・どんなに仕事が忙しくても、家族の時間はちゃんと持たないと不倫されるかもしれない
・どんなに寂しくても、不倫をすると家族が壊れてしまう可能性があるので理性を保つ
・どんなに世話好きでも、迂闊に部下の妻の世話を焼かない&手を出さない
・もし不倫をしてしまったら、隠ぺいのために人の命を奪うなんて論外。自分で責任を取る
・というかとにかく不倫をしない

・友人の子どもを誘拐しない
・誘拐事件があれば、警察に対処してもらった方がいいが、内部に犯人がいるかもしれないので気をつける
・一度壊れてしまっても、家族の絆は必ず取り戻すことができる
マイファミリー、ありがとう!
そしてこれまで考察にお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

 

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