元彼の遺言状 最終回 ネタバレ&感想 栄治の正体は結局…?物事は驚くほどシンプルにできている

2022年春ドラマ
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元彼の遺言状がついに最終回を迎えました。
栄治は結局生きていたのか?篠田の小説家になるという夢は叶うのか?

最終回では、なんと麗子が謎の失踪をします!

 

この記事では、元彼の遺言状 最終回のあらすじネタバレと感想について解説します。

元彼の遺言状 最終回 あらすじネタバレ

元彼の遺言状 最終回では、麗子失踪編と称して、麗子が謎の失踪をしてしまいました。

実際にはどのようなあらすじで、失踪の理由は何だったのでしょうか?

 

3つの事件がポイントとなりました。

麗子はタヒチへバカンスへ

最終回では、篠田へ突然電話してきた麗子が、なんとタヒチへバカンスへ行くと言って電話がつながらなくなってしまいます。

その後麗子は、お金につながる案件だけは報告してと、いつもとは違うメールアドレスから篠田へメールを送ってきたのでした。

 

突然麗子がいなくなり、篠田をはじめ津々井も紗英も困惑してしまいます。

篠田、ついに小説家デビュー?

晴れて透明じゃなくなった篠田は、マイナンバーカードを作ったり歯科検診の予約をしたりと、無邪気に新しい人生を楽しんでいました。

そして、自分の夢である小説家への道へも、一歩踏み出します。

 

自作の小説を、出版社へ持ち込みして売り込んでいたのです。

しかし、反応はひどいものだらけで、出版の夢は叶いそうにもありませんでした。

がしかし、偶然出会った男性ひとりだけ、篠田の小説を褒めたたえてくれます。

 

そして、篠田の夢をかなえる手伝いをしたい!と、出版を申し出てくれるのですが…?

なにかの有名人だとか、何らかの経歴に後押しが必要だと悩み始め、そこへちょうど通りがかった女性が「篠田さんですよね?よかったですね!」と話しかけてきます。

 

 

男性は篠田の正体を知ると、これで出版できる!と篠田をその気にさせたのですが、形態は自費出版。

有名な作家はほとんど自費出版からデビューしていると聞き、篠田はその気になります。

男性は500万出してくれると言い、篠田は300万円をその男性に渡しました。

 

篠田は一文無しだったので、紗英が300万を肩代わりしてくれたのです!

ようやく篠田の夢が叶う!!紗英と黒丑はまるで自分のことのように喜び、篠田も嬉しそうです。

しかし、津々井だけが浮かない顔をしていたのでした。

津々井の娘の恋人が行方不明に!?

一方、津々井にはあるトラブルが起きていました。

娘の恋人が会いに来るはずが、待てど暮らせど現れないのです。

その恋人は娘よりも20歳年上で、仮想通貨などの得体のしれない分野で稼いでいると聞き、津々井は娘が詐欺に遭って騙されていて、男は逃げたのではないかと考えます。

 

しかしその後、その男性の知り合い全員が彼と連絡がつかなくなっていることが分かり、何らかの事件に巻き込まれているのではと心配になるのでした。

紗英は探偵として、消えた3億円を追う!

紗英は社交界の場で”探偵”と噂されるようになっていました。

そしてある政治家に、裏金である3億円が事務所の金庫から消えてしまったという相談を受け、秘書になりすまして事務所へ潜入。

 

事務所には3人の秘書がおり、そのうち二人の男性は政治家の息子で後継者争いをしており、一人の女性はいくらでもお金をあげると言われて秘書になったものの、お金にならず不満を抱えていました。

3人の仲は、とても良さそうには見えません。

 

そして金庫の暗証番号を知っていたのは、事務所の秘書3人のみであるため、紗英はこの3人のうち誰かが犯人だと確信して捜査していきます。

麗子失踪の真相と、3つの事件は驚くほどシンプルな結末へ

麗子失踪の真相は、実際にはタヒチになんて行っておらず、なんと留置所へ入っていました!

理由は、これまた篠田のためだったのです。

麗子が釈放されると同時に、3つの事件は次々に解決されていきます。

 

津々井の娘の恋人は、マンションのカギを部屋に置いたまま家を出てしまいオートロックで入れなくなったため、隣のマンションとの間に入って自宅までよじ登ろうとしたところ失敗し骨折。

そこで動けなくなっており、発見されたことで無事保護されました。

 

紗英の追う3億円事件は、なんと秘書3人全員が犯人でした!
3億円を金庫から出すことで盗まれたと勘違いさせ、政治家が別ルートで裏金を調達するように仕向けたのです。

目的はその政治家を逮捕させること。

 

裏金に関しては秘書がリークしてももみ消されることが多く、政治とカネの汚さを描いています。

実は3人は仲良しだった…という結末となりました。

 

そして麗子がなぜ留置所にいたのか、それは篠田のために詐欺師と対決し、手が当たったところで「暴力を振るわれた」と因縁をつけられたことで一時的に入ることに。

篠田の小説家デビューの話は、実は自費出版詐欺だったのです!

 

麗子は紗英から話を聞くとすぐに詐欺だと気づき、300万円を取り返すために詐欺師と会っていたのです。

ぐうぜん「篠田さんですよね?」と話しかけてきた女性もグルでした。

二人は橘に逮捕され、麗子はたんまり慰謝料をもらうと笑います。

 

そして、300万円はもう紗英に返したと話しました。

篠田は驚きますが、麗子は身内だから仕方がないとさらりと言います。

そしていつか篠田の小説が売れたら、利子付きで返してもらうと笑うのでした。

元彼の遺言状 最終回 感想

最終回まで、さらー-っとしていてイマイチ盛り上がりに欠けるなぁと思いっぱなしでしたが、麗子って本当にやさしいですよね。

なかなか、篠田にここまでしてあげられる人はいないと思います。

 

強くて賢くて優しくて、私は麗子が好きです。

篠田に関しては、しっかりしろよ!って思うことしばしば(笑)

あんなに簡単に詐欺に遭って麗子にお尻吹いてもらって…(笑)情けないというかなんというか。

 

このふたりは絶対に恋愛関係にはならないのでしょうね。

ところで、栄治は結局死んでいたの?

富治と入れ替わり説も期待していたのですが、その部分も触れられることなくさらりと終わってしまいました。

 

麗子ちゃんってやさしいよね発言で、篠田が栄治なのか?とも思いましたが、それはさすがに無理がありすぎますよねー。

 

篠田が、活き活きと社会復帰して日々を楽しんでいる姿はとても微笑ましく、ティックトックも可愛かった(笑)

篠田の小説が「古くて既視感」と何度も言われていましたが、それはこのドラマもでは…?と思ってしまった。

 

登場するキャラクターは個性的で好きですが、次回作や特別版があるなら、もっと事件のトリックなど内容を丁寧に描いてほしいなぁというのが率直な感想です。

出演されている俳優の方々の演技だけが魅力で、ストーリーの軸となる事件があまりにも古すぎる。

 

どこかで見たことがある、聞いたことがあり、出てきた瞬間犯人だと分かる、そんな印象で、クラシックなミステリー作品というのもどこか違う気がします。

麗子たちにまた会いたいけど、ストーリーに期待!といったところでしょうか。

 

それでも全11話、楽しませてもらいました♡

令和の女は強いぞ!ありがとうございました♡

 

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