『元彼の遺言状』正体は何者?篠田のついた嘘と第1話の伏線から結末を考察!

2022年春ドラマ
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ドラマ『元彼の遺言状』第4話では、篠田と栄治の関係性の謎が深まる回となりました。
篠田は大学に行っていないことが明らかになったのです!
麗子が、篠田に会った記憶がない…というのは、本当に会ったことがないからかもしれません。

 

篠田の正体は一体何者で、目的は何なのでしょうか?
この記事では、篠田のついた嘘と第1話での伏線、そして篠田は何者なのかという考察について解説します。

【篠田のついた嘘】 篠田は大学に行っていない

第1話では「栄治の大学の先輩」と、自身と栄治の関係性について話していた篠田ですが、第4話のラストシーンでは栄治に「大学に行っていない」と話していました。
つまり、篠田は麗子に嘘をついていたのです!

 

そして、そのシーンでは栄治が篠田を「篠田さん」と呼び、敬語を使っています。
年齢は7歳上だということが明らかになっていますが、明らかに篠田の方が関係性が上の様です。

 

栄治の大学の先輩で、人生に行き詰った自分を別荘の管理人として拾ってくれた…という篠田のエピソードは嘘で、ふたりの関係には大きな秘密があるのではないでしょうか。

篠田は麗子と会ったことがないのでは?

さらには、篠田が大学に行っていないことを明かした後に「ミス研か~楽しそうだなぁ」と言っていたことから、ミス研の存在すら知らなかったということが分かります。
第1話では、栄治と参加していたミス研の飲み会で会ったと麗子に説明していましたが、麗子は全く記憶にない様子。

 

また、第1話で麗子と会う時も、電話をかけて本人かどうか確認した後に「久しぶり」と声をかけていたことから、篠田も麗子のことを見ても本人かどうか分からなかったということが読み取れます。

 

ミス研も、麗子に会ったことがあるというのも、嘘だということですね。
なぜ、知り合いのふりをしなければならなかったのか…。
そこが篠田が何者なのか?という大きな謎につながっているのでしょう。

篠田は小説を書いていて、栄治と共作していたのでは?

第1話で、亡くなった栄治が篠田に発見されるシーンで気になるセリフがありました。
それは、「先に謝っておくけど、こっちは全然書けていない。肝心のトリックがうまくいかなくてさ」という言葉です。

篠田は小説のトリックを、実際に試して書いていた?

栄治は自作の暗号を作るのが好きで、亡くなる直前にも書いていたのですが…
このセリフから分かるのは、篠田は小説を書いているということでしょう。
そして、謝らなければならない理由としては、共作していたからではないでしょうか。

 

さらにおかしい点としては、「トリックがうまくいかない」という言葉です。
ミステリー小説を書くために、その事件でのトリックが思いつかないではなく、うまくいかないという表現を使ったのは、そのトリックを実際に試しても、うまくいかないので書けないということですよね。

 

ミステリー小説のトリックのほとんどが、人を殺害するためのもの。
誰かを傷つけていなければいいのですが…。

「しのだをたのんだ」の本当の意味は? 第1話の伏線について

第1話で明らかとなった栄治の暗号「しのだをたのんだ」ですが、その時点では栄治の残した暗号のせいで、なぜか篠田とタッグを組んでしまう麗子の未来と、ふたりの活躍という第3話以降のテーマだと思っていました。

しかし、判明した篠田の嘘により、違う意味合いにも捉えることができます。

 

 

 

麗子は篠田の弁護をすることになるのでは?

ここからは個人的な考察ですが、第5話の予告で、篠田が警察を避けていることが明らかとなります。
それは篠田に何らかの容疑がかかっているからではないでしょうか。

 

・トリックの確認のために何かを犯してしまった
・何らかの理由で大きな犯罪を犯してしまった
上記のような理由から、篠田は身を隠すように生きていて、そこで出会った栄治に匿ってもらっていた。
栄治は篠田を救ってあげてほしいと願っているので、麗子に篠田を頼んだ。これは第1話の大学の授業での模擬裁判のシーンの伏線となります。

第1話では、麗子のような裁判官がいたら世の中の凶悪犯全員が釈放される…というクラスメートの会話の後に栄治が登場し、麗子に「助けてほしい」と話しかけるのです。

どんな犯罪者でも、弁護につけば勝訴してしまうほど、弁護士として有能な麗子だからこそ、栄治は見初めたし篠田を救えると思ったということでしょう。そして篠田はかけられた容疑は重大でも、当然悪人ではない。

篠田は栄治から、麗子ならきっと救ってくれると聞いていたので、麗子のもとにとどまることを最初から決めていた。

麗子はお金にならないその弁護を、篠田のために行うというのが、このドラマの結末なのだと予想しています。

ドラマ『元彼の遺言状』篠田はいったい何者?まとめ

 

・篠田は大学に行っていない
・篠田はミス研にも参加していない
・篠田と栄治は小説を共作していると考察
・篠田は何らかの容疑を負っており、栄治の計らいで麗子に弁護を託される
・「しのだをたのんだ」は弁護を頼んだという意味だと考察

 

篠田は一体何者なのか!?
このドラマの大きなテーマが分かりました。大泉洋さんを配役した理由に納得!な結末を期待します!!
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